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潮汐の間
 
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潮汐の間 [単行本(ソフトカバー)]

フィスク・ブレット
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「潮が引くと乾いた砂の上に数えきれないほどの死体が転がっている……。そして海がまた満ちてその屍を洗い流すまでは、そうやって何千人もの日本兵は太陽の下で腐っていくんだ」――昭和19年、「大東亜共栄圏」という“高き理想”を心から信じる19歳の森武義二等兵と、占領軍の通訳を強いられる日本人とフィリピン人との混血の青年ムラカミ・ラミールの経験を通して、ルソン島のある村の悲劇を描く。醜くも美しくも見える人間を描いた、壮大なる戦争時代小説のシリーズ第1弾!

内容(「BOOK」データベースより)

昭和19年、敗色が濃くなった日本と日本軍占領下のフィリピン。大東亜共栄圏という“高き理想”を心から信じる19歳の森武義二等兵と占領日本軍の通訳を強いられる日比混血青年ムラカミ・ラミール。二人を待ち受けていた運命とは?ルソン島のある村で起きた哀しくも美しい物語。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 346ページ
  • 出版社: 現代思潮新社 (2011/3/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4329004704
  • ISBN-13: 978-4329004703
  • 発売日: 2011/3/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 291,639位 (本のベストセラーを見る)
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By dream4ever VINE™ メンバー
著者(1972年アメリカ生まれ)は1991年に来日して独学で日本語を習得とある。そして第2次世界大戦の小説を書く事になる。
多くの日本人、アメリカ人、フィリピン人が戦争を知らない世代がマジョリティーになり、戦争という過去の歴史は語り継がれたり、書物として未来へと途切れることなく流れていかねばいけないだと思う。
本書は小説という形は取るが、戦争という仕事に就いた日本兵と、フィリピンの戦闘における現地住民、米軍兵士との係わり合いを実に生々しくそして冷静に描き出していると思う。
戦争という行為が実に無意味であり、虚無であることを私たちは過去の歴史から読みとらねばいけないだろう。戦争の目的はおそらく欲望というテキストである程度説明出来るだろうし、国という枠組みの進歩と発展という文脈で説明しようとすることも可能かもしれない。目的のための手段が戦争であり、若い多くの命が銃弾、飢餓、感染症で失われた現実。主人公の森二等兵の生き様を通して筆者の思いが伝わってくる。
戦争には戦勝国と敗戦国があるのだろうが、命を落とした兵士やその親族には何が残るのだろうか。
強く思う、戦争という仕事を我々は作り出してはいけないのだと。筆者の母国ですら、いまだに大量の兵器を作り出し、若い兵士が最前線に送りだされて死んでいる。テロとの戦いという目的が果たして正しい手段で行われているのだろうか。

出版社のサイトに詳細な情報が収められている。
http://www.bretfisk.com/
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