この本は一言でいうと「貝への、海への愛情にあふれた本」だと思いました。(おまけにこの本の著者が芸大のオーボエ奏者だと言うことを知りびっくりしました!)初心者からマニアまでの潮干狩りハウツー本としてだけでなく、貝のより美味しい調理方法から地学的考察、潮干狩りにまつわる歴史や万葉集・浮世絵・民話にいたる芸術作品の紹介まで、子どもから大人までありとあらゆる角度から楽しむことが出来ます。本のどこから読み始めても飽きることを知りません。特に巻末に掲載された「2005~2006年全国潮干狩り指数」は、これから休日に海へ出かける人たちの実践的情報としても役立ち、とにかく手軽に家族でアウトドア・ライフをと考える人たちには是非お勧めの一冊です。BS書評コーナーにでも取り上げて欲しいです!