内容紹介
本書は、現代内科学に基づく正確な病態認識のもとに、標準治療と漢方治療を対比し、漢方治療の適応と役割を明確にしつつ、病態別に漢方処方を示して解説する構成になっており、一般臨床家が漢方治療を考えるとき、参照できる大変便利な治療書である。
即ち本書は漢方治療を考える上で、西洋医学治療優先なのか漢方単独治療が望ましいまたは可能なのか、あるいは併用療法にメリットがあるのか等々、漢方医学の視点のみならず、西洋医学標準治療の実際と問題点に照らして、漢方治療の適応と役割を明らかにしているところが特徴である。よく西洋医学は縦糸、漢方医学は横糸であるとたとえられるが、その縦糸と横糸を適確に結び合わせた治療書と言える。
著者について
漢方医学の基礎/水野修一 1循環器疾患/並木隆雄 2呼吸器疾患/巽 浩一郎・伊藤 隆 3消化管疾患/4肝・胆・膵疾患/水野修一 5腎・泌尿器疾患/室賀一宏 6内分泌疾患/三谷和男 7代謝・栄養障害/並木隆雄 8血液・造血器疾患/筑田孝司 9膠原病/今田屋 章 10神経・筋疾患/丸山哲弘 11運動器疾患/今田屋 章 12精神科疾患/杵渕 彰 13皮膚科疾患/小林裕美 14婦人科疾患/村田高明