漢方に関して、某有名会社の通信教育で学んだことがありますが、その教材よりも
たった1冊のこの本の方がいい!
まず、自分の証(体質)を知るためのチェックシートですが、だいたいどの本も
「どれも同じくらい当てはまる」「結局自分の体質がどれかは、自己診断は
難しいんだな」と思わせるものが多いのですが、これは色々な説明でアプローチして
くれるので、はじめて漢方に触れた人でも理解できると思います。
陰陽や五味など、漢方・薬膳の基本を押さえつつも 難しい単語などを並べるのではなく
オールカラーでわかりやすく、必要最低限のことだけを伝えてくれます。(でも
先ほどの通信講座よりも、よっぽど頭に残りました)
また、具体的に実践に移すには?というときのためのレシピも体質や症状別に
載っています。それがいかにも薬膳薬膳したものではなく、日常の食卓に乗せても
全くおかしくない普通の料理で使い勝手もいいです。
薬膳レシピ・漢方スープ等の本も買いましたが、あれらはおいしそうなものの
やはりどこか、家庭料理とは違う「薬膳でございます」という顔をしていました。
しかしこれなら、違和感なく取り入れられそうです。
表紙が入門書すぎるイメージでもったいない。これは、すでに漢方を生活に取り入れて
いる人でも十分使える本です。
(ところで注意ですが、この本でいう漢方はいわゆる「漢方薬」の話ではなく
ライフスタイルや食を含めた本来の「漢方」の話です)