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5つ星のうち 5.0
がんにこそ漢方,
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レビュー対象商品: 漢方で劇的に変わるがん治療 (学びやぶっく) (単行本)
漢方というと、慢性的でよい(西洋)薬がないときとか、症状が起こる原因が分からないときに、漢方でもだしておきましょう、と医師に処方されるイメージがある。ひとつの漢方薬には複数の生薬が含まれていることから、薬とは一つの標的に対応すべし、という1対1対応の教育を受けてきた医師には受け入れにくい傾向がある。事実漢方と聞くだけで激しく拒否反応を示す医師も特に外科医に多い。漢方には時間が必要だ、そして[生活習慣病]は病気になるまでもなってからも時間のファクターを見落とせない。最近、がんも生活習慣病であることが分かってきた。生活習慣病は運動とか摂取カロリーのみが注目されているが、むしろ[酸化ストレス]とどう戦うかが、予防の主眼となっている。だからがんになってからこそ、酸化ストレスを消去することがさらに大事になる。がんに対する民間療法に共通することのひとつに徹底した生野菜と果物のジュースを飲むことで酸化ストレスを減らすことがある。漢方にも強い抗酸化作用がある。 癌研有明病院の星野恵津夫先生は、消化器の専門医であると同時に漢方専門医で、「がんにこそ漢方」を実践されてきた。癌研病院は以前は外科手術の総本山として[切って切って切りまくる]がん治療を行ってきたが、星野先生がそのなかに漢方治療を定着させた功績はすばらしい。厳密な臨床試験による一万人のエビデンスも大事だが、その人1人をまず助けたいということから医療は始まる。 そういう想いを感じることができる1冊です。
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