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漢文の話 (ちくま学芸文庫)
 
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漢文の話 (ちくま学芸文庫) [文庫]

吉川 幸次郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠、明治の漱石、鴎外、露伴、昭和の荷風、芥川龍之介…、日本人は漢文を愛し、日々の覚えや自らの思いを漢文で記した。また、「論語」「五経」「史記」などの古典は必読の書でもあった。私たちの教養に深く入り込んでいた漢文を歴史的に説き起こし、その由来や美しさ、読む心得や特徴などをわかりやすく解説する。見慣れぬ漢字に臆せず、直感を養い、リズムを重視する―中国文学の碩学が、優れた例文を示し、漢文が本来的に持っている魅力を余すところなく語った最良の入門書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉川 幸次郎
1904年、神戸市に生まれ、1980年、没。1923年京都帝大文学科に入学、支那文学を専攻。’28年中国に留学、’31年帰国。同年、京都大学人文科学研究所東方学研究部の研究員となり16年間をすごす。’47年京都大学教授。この間、数々の著書を発表、日本の中国文学の普及に大きく貢献、芸術院会員、文化功労者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 280ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2006/10)
  • ISBN-10: 4480090274
  • ISBN-13: 978-4480090270
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By 八王子狭間タウンズシニア トップ1000レビュアー
形式:文庫
中国文を読むことにかけて、当代随一の著者による、日本語と中国語の比較の
話である。
漢文は、われわれが高校で学んだ「訓読法」によって、中国語を読む独創的な
方法であるが、われわれ日本人も、中国人のように中国語を読めないわけでは
ない。吉川氏は初期から、学生に、原音で教えてきたのであり、「そうでないと、
詩も文章も、そのパトスにまでわたって把握できないと信ずるからである。」
と言われる。(047ページ)
そして、ご自分の体験に基づいて、漢字の多さに無用の恐れを抱くことはない
こと、また、学習の初期には、一生懸命に字引きを引いたが、その後は、文章
の上下をみつめることに専心すべき、といわれる。
なお、本文では、論語、孟子、史記などの文章が引かれて、中国語の特徴が分析
されるが、特に孟子の第1編2章「梁恵王上」の解説の箇所は、見事である。
(099ページ以下)
文庫本であるが、内容豊富な1冊である。
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