この本のいい所は、「馴染む」という事から入ることです。
たとえば全体のながれが、仮名、返り点つき→返り点だけ→白文という構成になっており、しかも返り点だけや白文の章においても、仮名や返り点を補いながら説いていくので、わからないまま次の章へ飛ばされても心配ありません。
題文の一句一句は丁寧に深く解説され、また同じ句であっても繰り返し(深みを増して)解かれるのでおのづとそれになれていき、無理な暗記も必要なしに(同じ楽曲を繰り返し聴いていると勝手にその歌詞が頭に入っていくが如く)染み付いていきます。
全体的に、親切で解説が丁寧です。難しい語学、文法用語もなく、子供が読み書きを習うときのごとくして規則や用例が身に付けられます。