出版社/著者からの内容紹介
できるだけ安全な水道水を飲みたいが,発ガンに関わる塩素消毒は極力抑えたい.ダムは治水に役立つが生態系が破壊される.環境リスクの算出にはいつも相反することが複合的に絡み,単純ではない.本書は,全くの初心者が自前ですぐに計算できるようになるための入門書.実例も豊富で,学生・自治体関係者は必携本である.
内容(「MARC」データベースより)
安全な水は飲みたいが塩素消毒は極力抑えたい。このように環境リスクの算出は相反することが絡み単純ではない。実例を使って初心者が自前でリスクを計算できるようになるための入門書。学生・自治体関係者の必携本。
著者 中西 準子, 2004/01/22
水銀による人へのリスク、ダムが与える魚へのリスクなど、すべて日本の抱える大きな環境リスク
リスクという言葉がとびかっているわりには、現実に計算された数値が議論の対象になることも少ない。この本は、文系理系を問わず、普通の大学生程度の知識の人が、環境リスクを自分で計算できるようになることを目標に編まれた。
この本の企画のきっかけは、代表編集者の中西が横浜国立大学大学院で行っていた「環境リスクマネジメント」の講義である。1998年度に行われた講義内容をネットで公開したところ、講義の内容をもっと詳しく知りたい、計算のプロセスを知りたい、参考書を紹介してほしいなどの意見が多数寄せられた。多くの要望は文系を含む環境学の大学教官からであった。環境リスク論を教えたいが、計算プロセスが分からず、自信をもって教えられないという声は切実だった。それらの声に促されて、本書は編まれた。
この本を読んだ友人達が、「環境リスク評価学を学問の一分野にしたね」と皆同じことを言った。嬉しかった。
例題はすべて日本の問題を取りあげた。大気汚染のリスク、水道水のリスク、水俣病のリスク、ダイオキシン、ダムによるイワナの絶滅リスク、LCAなど。(中西)
リスクという言葉がとびかっているわりには、現実に計算された数値が議論の対象になることも少ない。この本は、文系理系を問わず、普通の大学生程度の知識の人が、環境リスクを自分で計算できるようになることを目標に編まれた。
この本の企画のきっかけは、代表編集者の中西が横浜国立大学大学院で行っていた「環境リスクマネジメント」の講義である。1998年度に行われた講義内容をネットで公開したところ、講義の内容をもっと詳しく知りたい、計算のプロセスを知りたい、参考書を紹介してほしいなどの意見が多数寄せられた。多くの要望は文系を含む環境学の大学教官からであった。環境リスク論を教えたいが、計算プロセスが分からず、自信をもって教えられないという声は切実だった。それらの声に促されて、本書は編まれた。
この本を読んだ友人達が、「環境リスク評価学を学問の一分野にしたね」と皆同じことを言った。嬉しかった。
例題はすべて日本の問題を取りあげた。大気汚染のリスク、水道水のリスク、水俣病のリスク、ダイオキシン、ダムによるイワナの絶滅リスク、LCAなど。(中西)