PMBOKは、プロジェクトマネジメントの標準化された知識体系です。
これは標準化されているが故に、どうしても膨大かつ教科書的な内容になってしまいます。
現場で実際にプロジェクトを動かしているマネージャーやリーダーの中には、
「うちはアジャイル(or 短納期 or ...)だから」と距離を置いている人もまだ多いと思います。
そういった人にこそ、本書をお薦めします。
本書では、プロジェクトマネジメントを演習と実例(ケーススタディ)によって順を追って説明しています。
大学の先生の書いた教科書の演習問題は難しくて手間が掛かるだけという印象を私は持っていましたが、
本書についてはその認識は当てはまりませんでした。
私の場合、本書を読み進める上で実際に手を動かして演習問題を解くことが理解の助けになりました。
例えば、本書にはPMBOKの5つのプロセス群と9つの知識エリアでマトリクスを記述するという練習問題があります。
この練習問題で実際に手を動かして記述したマトリクスは、以降のPMBOKに関する説明を理解する上で
全体像の俯瞰するために何度も見返すことになりました。