青学や阪大で行われているワークショップデザイナー育成プログラムで講師であった平田オリザさんにはじめて出会った。そこで演劇ワークショップに出会い興味を持ち、彼の主催する青年団の演劇入門という半年間の講座に参加している。その講座の課題図書として2冊の本が紹介された。1冊は
演劇入門 (講談社現代新書)であり、もう1冊が本書である。
オリザさんがよく言う言葉に「私のワークショップに参加しても、演技はうまくなりません。。私が皆さんに伝えられるのは、せいぜい、演技がうまくなるヒントです。俳優がうまくなるのは、いい作品、いい演出家と出会って、その稽古の中で、本人が本当に研鑽を積んだときだけです。他に何か手品のような方法はありません。」というのがあります。
まさにその通りなんだということがわかります。きっと本書を読んでも演技はうまくならないでしょうね。
実際のワークショップで何をしているかについても書かれています。
実際よりもリアルに感じる演技の世界って不思議だったんですが、それを理解するヒントが手に入りました。
ワークショップを体験し、本書を読んで、演劇の手法って面白いなと思います。
言葉と体験で感じる虚構の中のリアルな世界はとても魅力的です。
自分が持つ世界観が豊かになる1冊です。