なるほど、
役者はこのようなことをやって、あの世界を創っているんですね。
どこまでが「スタニスラフスキー・システム」で、
鴻上氏がアレンジしているところはどこなのか...はわかりませんが、
どのように『演技』を創りだしていくのかが、とてもよくわかります。
自意識を正面に立たせずにうしろから見守らせるための...
『集中の輪』、『与えられた状況』と4W(Who? When? Where? What?)
「動機」と「目的」を区別しなくてはならない理由。
「目的」を「行動」につなげること。
その「行動」を、いきいきさせるために必要になる「障害」。
忘れてはいけない...全体を通して流れている「超目的」。
声の5つの要素。
「大きさ」、「高さ」、「速さ」、「間」、「音色・音質・声色・声質」。
台詞に隠れている「サブ・テキスト」...
と、役者に要求される基本的なことを積み上げていってくれます。
が、これって...クライエントに向き合う時、クライエントに共感する時の
カウンセラーにも...通じますね。
前半で『演技』に必要になる要素を積み重ねながら、...
後半の具体的なレッスンにつなげてくれます。
いま息子がいる世界を、少しだけ理解できたような気がします。