吉田日出子、柄本明、ラサール石井、天海祐希、板尾創路、野田秀樹、大竹しのぶ、串田和美、中村勘九郎、河原雅彦、全10人の豪華な演劇人との対談を収録。各対談の前には松尾のその人への思い、会ってみての感想などが短く書かれている。大竹しのぶは「吸水性があるというかニュートラルな感じのする人」、柄本明は「演技というどこでもドアを持つ男」など、松尾節が光る。
対談相手はみな人気者ゆえ、プライベートが取り沙汰されることはあっても「演技」についてゆっくりと語っているのを目にすることは少ない。松尾は、演技という彼らの最もコアな部分―― 演劇人同士でしか語り合えない深いところへ、ときにまわり道をしながら、ときにストレートに切り込んでいく。そして松尾自身のコアな部分もまた、対談相手を前にさらけだされることになる。
対談中、松尾は演劇を志す若い人たちへのアドバイスを対談相手に繰り返し求め、巻末には付録として演劇講座の記録を収録。次の世代の演劇人へメッセージを伝えたいという松尾の思いがあふれる。演劇ファン、登場する10人のファンが楽しめるのはもちろんだが、舞台を見たことのない人も、演技という仕事に情熱を傾け続ける人々の思いに胸が熱くなるだろう。(門倉紫麻) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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最初は、松尾貴史と間違えて本読んだんですけど、なんのなんの
めっちゃくちゃ思い白いんですわ。
「舞台の人」なだけにセリフというか言葉に対してものすごく敏感。
的確です。悪口もほめるのもあざといくらいうまい!
この本は同じフィールドで「演じていなければいられない人」たち
とがっぷり四ツに組んで語り合い、笑いあう非常に濃い内容になって
います。
とりあえず岩波書店さんだし(笑)松尾入門としては最適なのでは。
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