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演劇のことば (ことばのために)
 
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演劇のことば (ことばのために) [単行本]

平田 オリザ
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

さて、いよいよ本題にたどり着いた。どうして演劇は暑苦しいのだろう。いや、本当に演劇は暑苦しいのか。もしそうだとして、暑苦しいことは悪いことなのか。暑苦しくない演劇はあり得るのか。そんなことを、演劇の、特に言葉の問題を通じて考えてみることが、本書の一番の目的である。

内容(「MARC」データベースより)

どうして芝居の台詞はくさくて、ださくて、わざとらしいのか? どうしてふつうの「ことば」とは乖離しているのか? さまざまな思惑と偶然に左右された日本近代演劇の受容と展開の歴史に、その秘密をさぐる。

登録情報

  • 単行本: 181ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2004/11/16)
  • ISBN-10: 4000271024
  • ISBN-13: 978-4000271028
  • 発売日: 2004/11/16
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By miyamic
形式:単行本
「演劇はなぜ暑苦しいのか」との著者自身の問いかけがキーになって一冊の著作が仕上がった。著者はこの解をみつけんと近代演劇の始まりから振り返る。

逍遥、抱月から小山内薫、土方与志、岸田國士といった人物を見ながら演劇が明治、音楽や絵画と異なり国策として学校教育に取り入れられなかったこと、文学などと異なりことは集団で行われるため人間関係、意見の相違などから常に分裂が繰り返されてきたことを指摘する。

ようやく西洋の直輸入が終わろうかというとき戦争が起きた。戦前戦後演劇界は政治にも左右される。しかしやがてこうした束縛から逃れ、自由なことばを手にしてようやく借り物でない、自然な日ごろ我々が交わす様な会話を伴った演劇スタイルが出来てきた。

しかし自由になりはしたがそこから何を表現するのか。時代は常にイデオロギーや流行、環境の変化を受けて混沌とする。著者は最後にそこから新たな演劇スタイルが生まれると予感する。

この著作は歴史の浅いことや人を扱うだけに著者にいつもの歯切れがないが、演劇通史としてまた、演劇の中のことばを構築する難しさを知ることが出来る。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者の主要な意図とは異なるかもしれないが、明治以降平成までの日本の現代演劇史のおおまかな流れがわかりやすく、入門書としておすすめ。
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