カバーイラストの肉感的な美少女キャラと
某サイトのパロディになっている帯につられて購入。
冒頭、この物語の主人公とナレーションが入ったキャラが、
数ページ後に四肢バラバラの爆死→美少女化の展開には
思わず何が起きたかと思ってしまいました。
その後、次々とお約束的な事態が主人公たちを襲うものの、
極端なバカ展開でスルー。
そう、この作品は徹底的にバカマンガなのでした。
それにしても厨二病、TS(トランス)、オサレポエム、
粉塵爆発などなど、近年の漫画界のトレンドをふんだんに使いつつも、
全くの別ベクトルの彼方に作品が暴走してしまったのは、
この作者の作家性なのでしょうか。
ストーリー仕立て自体は、バトルファンタジー漫画っぽいのに
主人公だけではなく、ヒロイン、敵役、ライバルが全員バカな
ために、「バトルファンタジー」というジャンル自体を
ネタにしたパロディのようにみえなくもないです。
そう思い読みなおしてみると、なぜ帯に某ジャ○プ作品が
引用されていたか、ちょっとわかる様な気がしました。
通常の漫画に飽きが来ている方、こうしたイロモノが
お好きな方には、お勧めな内容です。
前述の非常に凝った帯、カバーを外すと出てくるメタ的なギャグ、
装丁も中々一見の価値はあります。