内容紹介
◆縄文時代の漆の話から現在の漆器産業が抱えている問題まで、漆に関するすべてを解説する「漆AtoZ」。
◆縄文時代から時系列に漆・漆器・漆芸がわが国でどのように扱われ発展してきたかが、予備知識なしで理解できる。
◆漆は塗料の一種である。塗料という側面から漆をみると伝統工芸品とはまったく異なる漆・漆器産業の歴史・現状がみえる。すなわち、現在漆器といわれているものの大半は合成樹脂であり、素地もプラスチックや木粉を固めたものが多い。本書がこうした現状を初めて審らかにする。現状を告発するのではなく、合成樹脂やプラスチックが工芸品に使われることをむしろ肯定する(これを化学品のノーブルユースという)が、情報を公開し漆と峻別すべきであり、それなくしては漆器産業の再生はありえないと説く。
内容(「BOOK」データベースより)
縄文時代から現代の漆器産業まで、漆・漆器のすべてが分かる本邦初の漆百科。縮小の一途を辿る伝統工芸・漆器産業はどうなる。再生への提言を盛り込む。漆器産業復活の鍵は化学製品のノーブルユース。その理由を本書に詳述。使い捨て文化の対極ロハス、スローライフには漆・漆器が似合う。世界に誇る漆工芸文化、漆・漆器産業のポイントをコンパクトに提示。