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溺れた巨人 (創元SF文庫)
 
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溺れた巨人 (創元SF文庫) [文庫]

J.G.バラード , 浅倉 久志
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

嵐の去ったあと浜辺に打ち上げられた巨人の死体。自転機能を停止した地球に訪れる時間の消失。臓器移植技術の発達で著しくのびた寿命とそれにまつわる人間模様。スクリーン・ゲームに興ずる退廃的な人々の話。超現実的世界を舞台に耽美的な幻想とエキゾチシズムを漂わせる“ヴァーミリオン・サンズ・シリーズ”を含む全九編。


登録情報

  • 文庫: 228ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1971/1/15)
  • ISBN-10: 4488629091
  • ISBN-13: 978-4488629090
  • 発売日: 1971/1/15
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 349,446位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 遠遊
新しい波とは1960年代中期以降に展開されたSF界の革新運動ので、従来のSFに不満をもった若手作家たちによって行われた。そして、その運動の指導者的存在が、本書の著者バラードである。

新しい波の作家にとってSFとはサイエンス・フィクションではなく、スペキュレイティヴ・フィクションであった。バラードはかの名高い評論「内宇宙への道はどれか」によってSFは外界ではなく、個人の内面を探るべきであると主張した。

本書はバラードの往年の人気シリーズ、「ヴァーミリオン・サンズ」を含む珠玉の短篇集である。表題作はどことなくカフカを思わせるような不条理・幻想性をもった作品であり、1965年度のネビュラ賞を獲得している。

このレビューは参考になりましたか?
12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
J・G・バラードの五冊目の短篇集。
自転が止まった地球の町を旅する「永遠の一日」がけっこう面白かった。
午後五時の町とか、黄昏の町といった呼び方が宇宙を感じさせて好き。
他には、表題作「溺れた巨人」を試しに読んでみるぐらいだろうか。

バラードを読むなら、この本ではなく、まず一冊目の短篇集「時の声」を読んで欲しい。
一冊目がいちばん面白いのだから。
それが気に入ったなら、それより力不足ではあるが、他の短編も読み探していくのがいいだろう。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
傑作としては間違いありませんが、売れる本では無いため、ずっと長い間再販待ちになる本て
ありますよね、この本は間違いなくその類の本です。
「結晶世界」を読んだ方、バラードの世界に少しでも関心を持った方はすぐに発注すべきです。
活字が小さい、200ページそこらで735円は高い、とか不満はあるでしょうが、絶版時期
にヤフオクにでもだせば確実に元は取れます。
バラードは、内面世界とか、NWだとか、いろいろ取っ付き難い作家と思われやすいですが、
「脳内」に奇妙な風景を見せてくれる「面白い作家」です。
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