「中身が馬鹿すぎるからこそ、外見は大真面目に。」
「溝ノ口太陽族」は、メロディに限って言えば今時珍しく気合の入った熱い歌謡曲系アニソンである。
だが、歌詞とアニメの中身はとてつもなく馬鹿馬鹿しく、そして現実的・小市民的である。
考えても見てほしい。
「六畳一間」「頑固でしつこい油汚れ」などというヒーローとは無縁の生活観丸出しな歌詞たちが、
よりにもよって1番に堂々と並んでいるアニメヒーローソングがこの世にあっただろうか。
ふざけた歌詞を大真面目に歌うことで、ただでさえ面白かったものがギャップにより更に面白さが倍増する。
アニメのコンセプトとこれほどまでに一致した主題歌は、ここ数年見られなかったものだ。
もはや「湯沸かし器の温度設定を『熱湯』のままにしてお湯を出してしまった」レベルの熱さである。
これを書いている時点ではまだ第1話しか放送されていないが、既にCD予約は済ませた。
家に届くのが今から楽しみでならない。