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源氏物語ものがたり (新潮新書)
 
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源氏物語ものがたり (新潮新書) [新書]

島内 景二
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いつ書き始められ、いつ書き終わったのかもわからない。作者の本名も生没年もわからない。それなのに、なぜ源氏物語は千年もの長きにわたって、読者を惹きつけてきたのか?本文を確定した藤原定家、モデルを突き止めた四辻善成、戦乱の時代に平和を願った宗祇、大衆化に成功した北村季吟、「もののあはれ」を発見した本居宣長…。源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ九人の男たちの「ものがたり」。

カバーの折り返し

いつ書き始められ、いつ書き終わったのかもわからない。作者の本名も生没年もわからない。それなのに、なぜ源氏物語は千年もの長きにわたって、読者を惹きつけてきたのか? 本文を確定した藤原定家、モデルを突き止めた四辻善成、戦乱の時代に平和を願った宗祇、大衆化に成功した北村季吟、「もののあはれ」を発見した本居宣長......。源氏物語に取り憑かれて、その謎解きに挑んだ九人の男たちの「ものがたり」。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4106102846
  • ISBN-13: 978-4106102844
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
を、ざっと習う感じです。
 源氏物語が紫式部によって書かれてから、二百年。もう源氏物語が「古典」となった鎌倉時代の藤原定家を皮切りに、江戸時代の本居宣長までの日本、そしてイギリスのアーサー・ウェイリーの翻訳による世界の反応―と、歴史の中で、どのように源氏物語が扱われてきたのかが、本書の内容です。
 文学史的に価値のある、源氏物語に関する文献(河海抄・湖月抄など)の位置づけも、知ることができていいのですが、この本の面白さは、源氏物語という小説がたどってきた歴史にあります。
 王朝美学の集大成として、読書階級だった貴族によって、源氏物語が次第に権威化をされていき、「古今伝授」という家元制の学習スタイルまで作られていたというのは、驚きでした。
 江戸元禄期の出版文化によって、始めて源氏物語が大衆化されます。「古今伝授」ふうの倫理・道徳・政道に照らし合わせた解釈から、「小説」としての鑑賞や評論がなされるようになるまでに、ずいぶんと長い歴史を辿ってきたのです。
 古典は、それを次代に伝える努力をしてきた人たちによって支えられているということが、よく分かりました。
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By
形式:新書
源氏物語が千年も読み継がれ研究されてきたのはなぜなのか、時代ごとに「源氏学」を担ってきた人々はこの物語に何を求めてきたのか、がわかりやすく説明されている。とくに、古典文学の研究意義がいまいちわからないという人には必読の書である。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 亀吉
形式:新書
『源氏物語』なんて、今をさかのぼること云十年前の高校生の頃にちょびっとかじ
った程度。現代語訳を含めても一度も通して読んだことのない私が、たまたま本屋
の店頭で手に取って軽い気持ちで買ったのがこの一冊です。

パラパラと斜め読みして読んだことにしようといったつもりだったのですが、つい
つい引き込まれて2時間ほどかけて、じっくり読んでしまいました。
前記した通り、『源氏物語』はもちろんこと、古典文学そのものにまったく疎い人
間なので、本書に書かれている源氏物語の個々のストーリーやそれについての諸説
の正誤についてはよくわからないことも多いのですが、藤原定家や本居宣長など、
私でも名前ぐらいは知っている文学者たちがいかに愛情を持って『源氏物語』に取
り組んだのか、その有様が実にビビッドに描かれています。
また、全体を通して、本書の著者自身の『源氏物語』に対する愛情もあちこちに滲
み出ていて、そこも魅力となっています。

今年2008年は源氏物語が書かれてから千年を経た「源氏物語千年紀」だとか。
あちらこちらで関連する展覧会などが開かれていますが、そういったところを覗いて
みる前に本書に目を通しておけば、あらたな視点で見ることができるのではないか
と思います。

日頃、『源氏物語』や古典文学とは縁のない生活を送っている方に一読をオススメ
します。
『源氏物語』に詳しい方にとっての価値は、詳しい方のレビューにお譲りします。
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