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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
要するに源氏物語は怨霊鎮魂の書だと主張したいだけ,
By やっちゃん (東京の北多摩地区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 源氏物語はなぜ書かれたのか (角川文庫) (文庫)
帯には源氏物語の「これまでにない入門書」と書かれているが、これから本格的に源氏物語を読む人には、ほとんど役立たない。一般に源氏物語は三部作と言われ、第一部は確かに歴史事実と逆の、光源氏が天下取りの物語と読めるが、第二部の壮年になった光源氏が人生に悩む話や、第三部の男女の三角関係や女性の出家物語こそ、この物語の真骨頂であるから、そんな歴史的背景など超越してじっくり味わうのが源氏物語である。従って最後まで読み終わった後、この本で「第一部はそういう見方もあるのか」と認識する程度の本と思う。ちなみに私は井沢氏の逆説シリーズのファンであり、決して氏を貶める意図は無いが、2011年12月ロードショーが迫った映画に便乗したような作ではと勘ぐってしまう。ついでに言うと映画の原作本も読んだが、下らないの一言、源氏物語をこれから真面目に読もうとする方は決して見ない方がよい。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
逆説の日本史ダイジェスト版,
By Uranux (仙台市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 源氏物語はなぜ書かれたのか (角川文庫) (文庫)
この本は源氏物語がなぜ書かれたか・・・つまり、藤原氏に仕える紫式部がなぜ源氏が藤原氏とかしか思えないライバルを押さえて権勢をとる、という内容の小説を書いたかの解説書です。作者の主張を一言で言えば怨霊の鎮魂が目的です。帯には「入門書」とありますが、この本はあくまで解説書であり入門書ではありません。この本で書かれていることは大部分は小学館から出てる逆説の日本史に書いてあります。さらに、源氏物語について書かれている部分は前半だけであり後半は平家物語、太平記などの記述になっています。 源氏物語を起点に日本の怨霊信仰と文学、能などについて語られているのでその部分についてまとめて読みたいのであればいいと思いますが、逆説の日本史シリーズの読者であればあえて読む必要はないと思います。 本書は作者が自発的に書いたのではなく、映画「源氏物語」の公開に合わせて盛り上げるために角川書店が井沢氏にダイジェスト版の執筆を依頼した、そう思わざるをえない内容です。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
残念でした,
By
レビュー対象商品: 源氏物語はなぜ書かれたのか (角川文庫) (文庫)
映画に向けた、急遽作られた本・・という感じがしました。そうゆう著者じゃなかったと思うのですが、突然どうしたのでしょうね。源氏物語の入門書、としては役に立たないと思います。井沢先生の入門書として読むのならば、★2つくらい。
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