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源氏物語のもののあはれ (角川ソフィア文庫)
 
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源氏物語のもののあはれ (角川ソフィア文庫) [文庫]

大野 晋
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

源氏通を誇るあなたも知らなかった『源氏物語』の真の姿を発見する言葉の本

『源氏物語』に用いられた「もの」とその複合語を、その場面と状況を徹底解明することで、紫式部が込めた真の意味を探り当てる。そこからは今まで気づかなかった作者の秘められた姿と、物語の真の姿が見えてくる。

内容(「BOOK」データベースより)

紫式部は数多くの言葉を、場面場面に応じて使い分けている。そのこまやかな、しかも的確な表現を読みとることが、『源氏物語』の原文を味わうときの楽しみの一つである。ところがわれわれの古来の読み方では、作者がその言葉に込めていた大事な意味を見逃してしまう意外な言葉がある。ここで取りあげる「モノ」という言葉はその一つである。何でもないと思われてきた「モノ」という言葉の深い意味を正確に理解することによって、『源氏物語』の真の姿が、新しく生き生きと見えてくる。

登録情報

  • 文庫: 259ページ
  • 出版社: 角川書店 (2001/10)
  • ISBN-10: 4043260032
  • ISBN-13: 978-4043260034
  • 発売日: 2001/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 200,915位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
源氏の入門者にとっても、大野理論の入門者にとっても、同じ大野さんの岩波「源氏物語」や、丸谷さんとの対談「光る源氏の物語」よりも、まず本書から入ったほうが入りやすいと思います。

それに加えて、大野さんの日本語観、日本語成立論をある程度は理解しておいたほうがいいとも思います。同じ角川ソフィアの「古典文法質問箱」と併読するといいかもしれません。

他の大野著作を読んだ目にとってみれば新たに何かが得られるということはないと思います。が、逆に、「日本語練習帳」を含め、大野さんのいっていることがよくわからないよ、という方には、本書に戻るといいんじゃないか、ということはいえると思います。そうして次は「光る源氏の物語」なり、丸谷さんの「輝く日の宮」なりにいって、つまづいたらまた戻ってくればいい。中公の「日本語はどこからきたのか」と並んで、そういう1冊にして悪くないんじゃないかと僕は思います。

大野理論は夢です。学術的なことは門外漢にはいえない。でも確かな学術的知識と経験に基づいた夢を見せてくれる。夢の入り口にどうぞ。
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