光源氏は、なぜ「光る君」なのか?
「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」と『紫式部日記』に記されて千年。
以来、日本固有の美意識の源流として称揚されてきた『源氏物語』だが、果たして、本当に和の文学の極地と言えるのか。
7歳で異国人である高麗人と出会い、その予言を起点に権力への道を歩みはじめた光源氏の物語を、東アジア世界からの<モノ・ヒト・情報>を手がかりに捉え直す。
『源氏物語』の古代東アジア世界に屹立するヒーローの物語として読み直す、気鋭の野心的試み。
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