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物語は実にスピード感溢れる展開で、登場する車については随所に写真入りとなっているなど、細かな配慮もされている。走り屋による事故で妻を亡くした主人公の野島と、同じ事故で孫を亡くした資産家の美濃部が「走り屋」をターゲットに大掛かりな計画で、犯人を追い詰めていくのだが、その展開も中盤から一気にヒートアップし、後半は走り屋への復讐が、テロ計画にまで発展しと、予想もしない展開!が待ち受ける。先の展開が予想できず、次はどうなっていくのかと読みながらワクワクさせられた作品で、高速道路でのスピード溢れる描写など、迫力ある臨場感が文章からも伝わってきます。
最後の100ページに入ると、いきなしスピード感が落っこちて、それまでの思わず、どうでもいいけれど納得しちゃうってところがない結末に流れていきます。もしかして、これって、才能の枯渇か?
お気に入りの作家だから、復活して欲しいんだけれどもなぁ。
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