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湘南に家を持つ (湘南スタイルBOOKS)
 
 

湘南に家を持つ (湘南スタイルBOOKS) [単行本]

寺倉 力
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

もともと住んでいた賃貸が戸建てで、そのうえ海にも近く、日当たりバツグンの好条件だったからさぁ大変。

一、 日当たりがいいこと
一、 風通しがいいこと
一、 海は見えなくてもいいけど近くにあること
一、 家は質素で堅実、かつ心地よく快適であること
一、 しかも海辺を感じさせる雰囲気を

と、著者のハードルは果てなく高く、しかし予算はちょぼちょぼで……。当たり前すぎて、だから実現がむずかしい「湘南の家」の条件。果たしてこれらすべてをクリアーした家はできたのか! 『湘南スタイル』の編集者が、住みなれた賃貸から一念発起して、戸建て住宅を手に入れるまでの物語。湘南で家造りを考えているすべての人に勇気と希望をあたえてくれます。

内容(「BOOK」データベースより)

雑誌「湘南スタイル」の編集者が住み慣れた賃貸から一念発起して、戸建て住宅を手に入れるまでの物語。もともと住んでいた賃貸が戸建てで、そのうえ海にも近く、日当たり抜群の好条件だったからさぁ大変、著者のハードルは果てなく高く、しかし予算はちょぼちょぼで…。湘南で家造りを考えているすべての人に勇気と希望をあたえてくれます。

内容(「MARC」データベースより)

当たり前すぎて、だから実現が難しい「湘南の家」の条件。果たしてこれらすべてをクリアーした家はできたのか! 湘南に住みたいすべての人に捧げる一冊。『湘南スタイル』連載に加筆修正して単行本化。

著者からのコメント

雑誌「湘南スタイル」に連載していた、わが家の家作りプロジェクト5年間の記録です。「なぁんだ、こんな雑誌作ってる人間がこの程度か」、と家作りに直面している人たちに勇気と希望を与える本(のはず)です。
どうぞよろしくお願いします。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

寺倉 力
1962年東京生まれ。昭文社「スキーマップル」編集長~「Bravoski」編集部を経てフリーランスへ。現在もスキー雑誌や「湘南スタイル」を中心に活動。湘南へは’95年に逗子に移り住む。あくまで庶民の目から見た「湘南の食」にも探求心が強く、数々の銘店を発掘している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

 この本は、湘南に住む一人の雑誌編集者が、家を持とうと決意してから物件を探し、中古住宅を手に入れてリフォームが完成するまでの5年あまりの出来事の記録です。  家を手に入れるというのは、ご承知の通り、人生でそう何度も訪れない大きな買い物ですが、店先で商品を手に取って選ぶようなわけにはいきません。与えられる時間と情報がごく限られているにもかかわらず、それ以後の自分と家族の人生を左右しかねない重要な決断を迫られます。しかも、その多くの場合、"未経験"という大きなハンデを背負っているわけです。  また、家作りは不動産仲介業者や建築家、工務店といった専門家たちがチームを組んで展開する一大プロジェクトですが、そのオーナーでプロデューサーである施主自身が、たいてい右も左も分からない素人だったりすることがほとんどです。知識も経験もないヨチヨチ歩きで、百戦錬磨のプロフェッショナルたちを相手にプロジェクトをリードできるのでしょうか。このあたりに、家作りの困難さがあり、多大なエネルギーを要する原因があると思います。  かく言う自分も素人同然です。「湘南スタイル」という住まいや暮らし方をフィーチャーした雑誌に携わっているがゆえに、専門的な知識があるように誤解されることもあります。「今、家造りの真っ最中です」という話をすると、決まって、「あれだけたくさんの素敵なお宅を見てきているわけですから、さぞかし……」とうらやましがられます。でも、雑誌「湘南スタイル」は住宅雑誌でも建築専門誌でもありません。湘南に住む楽しくも素敵な人たちの暮らしぶりにフォーカスしているわけです。そこに必要なのは住宅の専門知識ではなく、人間への興味や、気持ちの良いライフスタイルを追い求める意識です。  実際のところ、わが家の家作りプロジェクトが始まったのは、「湘南スタイル」の創刊から3年目も半ばを過ぎた時期でした。だから、普通の人よりは多くの物件に足を運び、建築家や不動産業者に話を聞き、家を建てた人たちの苦労や喜びを共感できたのは事実です。それらの経験が果たして我が身に活かされたのか否か。それは本書をお読みいただくとお分かりいただけることですが、結論からいえば、活かされたこともあり、そうでない部分もあり……。むしろ、「そんなことも分かっていなかったのか」と、経験者の方に呆れられる部分も数多くあるはずです。  経験はお金では買えません。でも、家を手に入れる経験は、誰でも簡単にできることでもありません。しかも、その過程で得た土地や建物以外のさまざまな"何か"は、次に活かされるチャンスがないままに個人の胸の内にしまい込まれることがほとんどです。そこで、とても個人的な体験例ではありますが、これから家を持とうという人の、何らかのガイドになれればと思って書き始めたのがこの本です。  家を手に入れようと動き始めた人は、手漕ぎのカヤックで大海原に漕ぎ出すような、そんな不安な気持ちどこかにあるでしょう。少なくとも自分たちはそうでした。そんなときに、取材先で聞く多くの方々の家造りの体験談は、自分に前に進む勇気と力とを与えてくれました。だから、本書もできる限りリアルに、ディテイルを赤裸々に書くように心がけたつもりです。家作りのバイブルとしてはなはだ力不足ですが、ごく普通の40歳の男がチャレンジしたひとつの事例が、何かひとつでもこれからの家作りに役立つことができたなら、執筆者としてこれ以上の幸せはありません。  すべてが終わった今、この数年間に渡って自分を突き動かしてきたものの正体が、ようやく見えてきたような気がします。気に入った場所に快適な家。そこで無理のない生活ができれば、きっと気持ちの良い人生を送ることができるだろう。そのためには、気持ち良さをどうカタチにしていくか。そのひとつの選択肢が、家を持つ、ということだったのだと思います。巻末には、わが家を導いて下さった野口薫さんへのインタビューを収録しています。そちらも併せてお読みいただきたいと思います。
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