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が、しかし。
マリウスの色事師としての才能がどの程度か、
なんてことは、読んでいる方にはまったく興味がない話なのです。
これがその後の展開に大きな影響を与えるというなら話は別ですが、
どう考えても作者の思いつき(と趣味)で書いているとしか思えない。
読者は大河ドラマの続きを期待しているのです。
出来の悪いポルノ描写に付き合うつもりはないのです。
そんなことにページ数を費やすよりも、
「光団」や「風の騎士」の話を書くべきなのでは。
またまた風呂敷を広げたこの作品、次からどうなるのか。
まさか、「風の騎士」が忘れられた「鉄仮面の男」だったりして。
このサーガにずっと付き合っている読者なら、心当たりがあるでしょう。そう、彼女です。
作者も、お約束のあとがきで記しているように、“第二世代”が登場し、またまた作品の世界が広がっていくように感じます。
作品に描かれる舞台も、どこかおどろおどろしいムードが否めない辺境の地から、郊外とは言え中原に移ってきますし、やっと本編らしくなってきたのではないでしょうか。
登場人物も普通の人間(グインはどうよ、って話ですが、彼は主人公なので、別格。グラちゃん始めとする魔道士連中とか、黄昏の国の住人とか、グールとかじゃなく)ばかりですし、ちょっと一息つける一巻です。
この物語が新しい世界に踏み出して行ってくれる期待をこめて、星4つ。
それにしても、お子ちゃまが登場すると、なごみますねぇ。
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