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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
三部作完結。,
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レビュー対象商品: 渾沌王 人工憑霊蠱猫 03 (新書)
「蟲猫」「白澤」「混沌王」と、続いたこのシリーズの完結編です。三冊読まないと話が見えてこない・・・というか、そういう仕組みになっていたことに、三冊目を読んでから気が付きました。 最後に仕掛けてあった「からくり」、まさかこんな仕組みになっていたとは。 これは途中で放り出した人は勿体ない。 最後まで読んだ人は、もう一度読み直したくなること必定です。 ただ、三冊分を考えると、どうしても中だるみが。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
大山鳴動鼠一匹:流れ着いた先は矮小世界,
By 荒野の偏微分 (西日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 渾沌王 人工憑霊蠱猫 03 (新書)
やっと一つの小さな物語が終わった。この一冊、大部分はこれまでの伏線説明と謎解きなので、具体的なところには言及しない。さて三冊全体を見渡すと、とにもかくにも竜頭蛇尾である。これだけの豪華な装備を調えて、辿り着く世界があまりにも寂寞としている。一冊目では生き生きとしていたキャラクタの動きも、あとになってくると辻褄合わせに追われて佶屈たるものになってゆく。狂言回しとなるべき人物さえ非常に異様な行動様式と存在様式とをとらざるを得ず、結果として多数の矛盾を抱えた了解しにくいストーリーが出来上がったようだ。二巻目で増えた人物たちは、結末を何とか貼り付けるためにだけできているように思われる薄っぺらさである。結局のところ、最終的に出来上がった世界像は大風呂敷に比べて極端に矮小な感を免れないし、当初敵味方を問わずある程度魅力的だった妖怪鬼神たちもどんどんレベルダウンして、最後のボスキャラ鬼神は何だこりゃ、という代物である。相変わらず喧嘩の真っ最中に蘊蓄を傾ける奇妙な登場人物たちはそれなりに魅力的ではあるのだが、あまりに卑小な乾坤に閉じこめられていて可哀想に思えてくる。星ふたつ。
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