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温泉めぐり (岩波文庫)
 
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温泉めぐり (岩波文庫) [文庫]

田山 花袋
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

自然主義小説家・田山花袋はまたジャーナリストで無類の旅行好き。手甲脚絆、日に十数里もゆく昔の旅と全国の温泉を美辞麗句抜きで素朴に記す。風景・湯量・宿・人情をなつかしく綴る紀行文は今日温泉を巡る者にもよき伴侶となるだろう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

田山 花袋
1871‐1930(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 379ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2007/6/15)
  • ISBN-10: 4003102177
  • ISBN-13: 978-4003102176
  • 発売日: 2007/6/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
 日本国内の様々な温泉地を旅した田山花袋の紀行文。
 温泉そのものの批評も行われていますが、温泉地にたどり着くまでの足取り、移動中の情景描写に重きが置かれています。このため、いろいろな地名が出てきます。地理的な状況や料理の善し悪しについても田山花袋独自の見解が述べてあり、彼自身の好みが素直に伝わりました。温泉を取り巻く自然に溶け込んだ田山花袋の目で見た情景描写には癖がなく、私は「遠くの温泉に行きたい」という旅情がかきたてられました。地図を見ながら「こういう足取りで移動したのか」などと点検しながら読むのも楽しいです。
 本の下欄に「現在では電車が開通したので移動が便利になった」などのコメントがあるのも面白いです。「欄干」という言葉が何度か出てきますが、この言葉があることにより、温泉の情緒があふれ、温泉の情景が頭の中で想像されました。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私は温泉めぐりが好きで、この本の存在を最初に知ったのは新聞での紹介記事です。その後、本屋さんでこの本に再会し、実際に開いてみました。すると、歯に衣着せぬ表現で日本各地の名湯がずばり評されているところに大いに惹かれ、即買いました。

100年ほど前の温泉の旅が、当時の世の中の様子とともにここに蘇ります。
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By チャックモール トップ500レビュアー
形式:文庫
あの田山花袋による温泉ガイド、といったもの。
もちろん当時は実用書としても使われたのだろうが、そこは田山花袋。
しっかりと一編の文学となっている。

温泉場でのほんの一瞬の人との出会いから物語をつむぎだしたり、何気ない風景に詩情を感じてみたり。
ちょっと文章がワンパターンな気もしないでもないが、単なるガイドに留まらない内容になっている。

とはいえ、そんな詩的な部分だけでなく、気に入らない温泉については、
「行く価値はない」
「俗っぽい」
などとばっさり。

自分の好きな温泉がけなされると気分のいいものではないが、まぁここまでばっさりやられるといっそ爽快でもある。

取り上げられている温泉は全国にわたるとはいえ、詳述されているのは関東近辺のものばかり。
あとは比較的駆け足なので、関東近辺の在住者の方が楽しめるはず。
また、電車がまだ通ってないところがあったり、「馬車鉄道」なるものがあったりと、当時の交通事情が垣間見られるのも面白い。
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