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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
温暖化防止の具体的方法を示した良書,
By
レビュー対象商品: 温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言 (単行本(ソフトカバー))
温暖化の脅威を訴える本は数多いが、具体的に何をすればよいのかをデータを裏付けとして筋道をたてて説明している本はあまりない。 節約しましょう、モノを大切に使いましょうという、エネルギー消費と廃棄を小さくする 方向か、もしくは武田 邦彦氏のように個人では何もできることはないと開き直ってしまう かのどちらかである。どちらも根本的には解決法にはならない。排出権を売り買いしても 温室効果ガスは減らない。 温暖化に危機感を抱いている読者は、関連書物を読めば読むほど危機感のみが募り、一方で 具体的に何をすればよいのかは判らないというジレンマに陥ることになる。 本書は、技術者の立場から ・温室効果ガス増加の原因は人々が過度に豊かな生活を好むからでも、技術が進みすぎて いるからでもない。 ・温室効果ガスの増加は19世紀型の古い技術を使い続けていることが原因。 ・発電、自動車、製鉄の3つを21世紀型の4つ技術に切り替えるだけで問題は解決する。 ・4つの技術とは、太陽電池(発電)、リチウムイオン電池(蓄電)、電気自動車、水素製鉄 であり、水素製鉄を除いては現時点でも十分実用段階にある。 ことを解説し、技術的に温暖化は回避可能であると説明している。 本書は温暖化は技術で解決できること示し読むものに勇気を与えてくれる。 温暖化に対して罪悪感を抱いている技術者にぜひ読んで頂きたい良書である。 ただし、本文と図表の値が一致しない、誤記が多いなど書物として基本的な部分の完成度が 低い点を考慮して評価は星4つとした。
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
これが実現されれば解決するのかもしれないが…。,
By ミスター最適化 "さるさる" (東京都中央区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言 (単行本(ソフトカバー))
アル・ゴアの「不都合な真実」を受けて、主要な3つの排出源である、製鉄、自動車、発電について4つの技術を標準化させれば、これを解決できる、という回答を示して いる。科学者でありながら枝葉の技術論にはしることなく、根本から平易にロジック を積み重ねて、解決策を解説してくれるので、素人にも非常にわかりやすいし、納得感 がある。読後、この人の言っていることを国策として進められないだろうか、ともどか しささえ覚えてしまった。 ただし、ではこれをこの日本でどのような形で、汎用化し、実現させるか、という ことについては示されておらず、また、この技術を汎用化させるためにかかるCO2 はどのくらいかかるかというLCAの視点が見られないことについて「解決されない感」 とともに、「わかったけど、本当?」「で、これを実現するにはどうすれば」 個人的にはこうした技術革新だけでは解決は難しいと考えている。本書ではばっさり 斬られている個人個人の意識、ライフスタイルの見直し=「もったいない」精神・ 日常生活のムダとり、エコ貢献の商品とサービスを選択する、ということが必須である と考えている。「焼け石に水」なのか「ハチドリのひとしずく」ととらえるか、 意見は分かれると思うが、技術+個人の意識の両方ともが本質的解決には必要では ないだろうか。
3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
温暖化問題はこういう議論を,
By キタヤマ (奈良) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言 (単行本(ソフトカバー))
科学者ならば、温暖化問題にはこういうアプローチをしてもらいたい。このような論理的で、パーセンテージを明確にした議論がなされないと 結局は政治的な駆け引きや、「出来る事からはじめましょう」という 議論のみになってしまい(別に全てを否定するものではありませんが)、 やはり科学技術など発展しなければよいのだ、というような結論が導かれてしまうのではないか。 少なくとも学生向けの説明のしかたとしては、この本のような説明をしてもらわないと 今の教科書のような説明では、ただの節約オバサンのような子供を増やすだけだろう。
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