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温かな手 (創元推理文庫)
 
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温かな手 (創元推理文庫) [文庫]

石持 浅海
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

ギンちゃん&ムーちゃんは不思議な兄妹。それぞれが同居するパートナーの清い心を守るため、巻き込まれた事件を鮮やかに解く! 探偵兄妹が活躍する、石持ミステリの真骨頂。

内容(「BOOK」データベースより)

それぞれのパートナーと同居している、ギンちゃんとムーちゃんの兄妹は一風変わった名探偵だ。実は彼ら兄妹は、人間の生命エネルギーを糧にする謎の生命体。宿主であるパートナーの「おいしい」清らかな生命エネルギーが濁らないように、偶然遭遇した殺人事件や騒動を、鋭い観察をもとに鮮やかに解き明かす。個性的な設定とシャープな謎解き、そして切なさが魅力の連作ミステリ。

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2010/5/11)
  • ISBN-10: 4488493025
  • ISBN-13: 978-4488493028
  • 発売日: 2010/5/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
正統派本格ミステリ短編集、ただし、探偵役が未知の生命体である事を除けば…。
もともと一編一編がしっかりしたつくりの良作ではあるのですが、それだけでは地味だったはず。
しかし、未知の生命体の不思議なキャラが、謎解きをより魅力的なものにしていると思います。
そして真の見所はラストの一編、題名にもなっている『温かな手』です。
なぜ(二体の)未知の生命体を主役に配したのか、作者の意図が、切ない真相とともに明かされます。
書き方によっては、もっと「泣ける」であろうほどの物語を、あくまでも淡々と綴っているところが、個人的には好きな作品です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
謎の生命体が探偵役という変わった設定の連作短編ミステリ。石持作品は『月の扉』に続き2作目の読了。

謎の生命体ですが、なかなかに面白い設定です。同居しているワトソン役が極めて論理的にポジティブに受け入れているところがまた面白い。

また、設定自体が相当に変わっているものの、ミステリ自体もなかなかよい出来です。別にこういう特殊な設定にしなくても短編として十分いけるんじゃないか。そういう意味で『月・・・』と比べると、ミステリとしての完成度は高いですね。

最終話もふんわりと終わらせる感じになっていて良い感じです。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 花鳥
形式:単行本
帯に地球最強の名探偵兄妹とか書かれてて「はあ?」とか一瞬思ったけど、著者を信じて購入。
短編7つは連作ですので、最初から読むのがおススメ。いずれも完成度の高い論理展開と鮮やかな謎解きで痛快にさえ感じる。舞台もさまざまで飽きさせない。ともすれば、失笑しかねない設定の探偵役の正体だが、見事に描き切っておりさすがと思わせる。まさに「石持ワールド」か。一度でも著者の作品を読んだことがあれば分かっていただけると思う。
ちょっと棘があるけど、実は温かいみたいな。
以前は、人物の心理描写に独特のものがあり、入り込みにくい部分もあったが、今作ではすんなり入り込めた。素晴らしい。
この設定で、あと何冊かは書けそうな気もするし、実際読んでみたいが、ラストを読むとこれでよかったと思う。
探偵兄妹やそのパートナー2人の心理を思うとじんわりと泣けてくる。ああ、どうか彼らに幸あれと。きっと大丈夫だけど。
この本を読んでちょっと反省した。自分の魂はきれいだろうかと。
作中の畑さんや北西君のようにきれいな魂でいたいと思った。
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