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渡部昇一「日本の歴史」〈第2巻〉中世篇―日本人のなかの武士と天皇
 
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渡部昇一「日本の歴史」〈第2巻〉中世篇―日本人のなかの武士と天皇 [単行本]

渡部 昇一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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渡部昇一「日本の歴史」〈第2巻〉中世篇―日本人のなかの武士と天皇 + 渡部昇一「日本の歴史」〈第1巻〉古代篇―現代までつづく日本人の源流
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

義経・正成はなぜ不死の英雄なのか?武士の美学、天皇の神性はこうして形成された。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

渡部 昇一
上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 212ページ
  • 出版社: ワック (2010/11)
  • ISBN-10: 4898311539
  • ISBN-13: 978-4898311530
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By オキムラ良二 トップ1000レビュアー
日本の特異な現象としてフィギュアヘッド現象(鎌倉幕府における北条氏等)ということを渡部氏は仰っているが、どういう理由でこうなるのか?日本では名目上のトップの元で実権を握るのはその下の人間というのが確かに多い。皇室の相続問題でもめると、天下がすぐに乱れるのは歴史が証明するところだが、ここでも日本特有の特徴が見られるという。皇族以外の豪族が天皇になることはなく、主権争いは皇室内のみで起こる、そして外国からの干渉を受けることはない。世界の歴史と比べると日本の歴史の特殊性が浮き彫りにされる。皇室を軽んじた高師直は悲惨な最期を迎え、自分の子を天皇にしようとした足利義満が、急死したというのも単なる偶然であろうか?
日本人の精神文化に多大な影響を与えたと思われる楠正成にも多くのページを割いている。高校で学んだ歴史教科書とは一味違った渡部昇一の中世史。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 金吾庄左ェ門 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
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 皇室の跡目争いに乗じて台頭してきた源氏と平家。やがて血みどろの争いにより互いに滅んでしまいますが、その後の政権を担った北条氏は、公正さを要として、承久の乱や元寇という国難を乗り越えて長期政権を維持します。また男女の性モラルもこの頃確立したようです(現代よりずっと大らか)。また著者曰く、フィギュアヘッドやキングメーカーと評するように現代の政治にもつながる形もつくりました。
 結局は北条氏も徳政令という公正さを欠いた政治が原因で滅亡するのですが、その後の建武の中興も公正な政治とは言えず、南北朝の戦乱を招いてしまいました。それでも南朝に尽くした楠木正成は立派だったのでしょうが、私個人は赤松円心の方が共感できました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By zenji54 トップ1000レビュアー
歴史の断面を大胆に切り取り大づかみにその意義を物語ってくれますので、あまり歴史に詳しくない者でもおもしろく興味を持って読み進めることができます。皇居前広場の楠木正茂が馬に乗っている立派な銅像について、なんであんな銅像があんなところにあるのか今まで不思議におもっていましたが、この本を読んで理由がわかりました。忠君愛国の象徴として崇められたのですね。物語としての歴史から徐々に実証的・学問的歴史書へと読み進める階梯の一歩としてふさわしい本です。司馬遼太郎の本もそんな位置づけができると思いますが、こちらの方が著者の立場がはっきりしていて読みやすいです。司馬は高みからものを言う所詮評論家でしたね。変換ミスの誤字に注意しましょう。
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