平凡なサラリーマン家庭に育った著者は、「1度しかない人生を悔いなく送りたい」と起業家を志すようになる。大学卒業後に入社したインテリジェンスでは休みも取らず猛烈に働き、実績を上げた。その働きぶりは宇野康秀社長(現USEN社長)の目に留まり、インテリジェンスの出資を得てサイバーエージェントを設立する。インターネットの拡大に伴って業績を伸ばし、2000年には26歳の若さで同社を東証マザーズ上場にさせた。
だが、間もなくネットバブルの崩壊に見舞われる。株価が低迷し、株主からの批判が社長に集中。ライバル企業からは買収話がいくつも持ちかけられた。急拡大したツケで、社内も混乱を極めた。著者自ら、株価対策に奔走するが、一向に効果が出ない。社内外から激しい突き上げを受け、絶望の淵に立たされた著者は、一時、USENの身売りを決意したと告白する。
つき合いのある堀江貴文ライブドア社長や三木谷浩史・楽天社長ら話題の経営者のエピソードも盛り込み、ネット業界の一面がうかがえる興味深い内容となっている。
(日経ビジネス 2005/05/09 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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90 人中、82人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
藤田氏の姿をどう捉えるか,
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レビュー対象商品: 渋谷ではたらく社長の告白 (単行本)
読む人によってかなり評価が分かれる作品だと思います。私は、正直言って買ってまで読む価値はないという感想を持ちました。その主たる理由として、それぞれの出来事に対する藤田氏の心理描写があまりにも淡々としていること、会社設立とその発展がテーマであるわりには彼の信念が漠然としすぎており(21世紀を代表する会社とは具体的にどのような会社かが伝わってこない)、感情移入したり応援したりといった心境になれないことが挙げられます。 藤田氏の営業成績をゲームとして捉え、目標に向かって一心不乱に突き進むパワーは確かに凡人の持ち得ない素晴らしい素質であるし、ベンチャー企業が発展するためには多少の無茶も必要だろうと察しはつきますが、起業によりどのような社会的責任を果たしたいのかということについて全く触れられていない故、どこか彼が「名誉や地位のためには手段を選ばない人間」に見えてしまうのです。 バブル崩壊による株価暴落に打ちのめされ、そこから這い上がる様子が共感を呼んでいるようですが、私には信念のない人が経済の波と周りの評価に踊らされているようにしか見えませんでした。 これから社会に出る人や今何かに行き詰っている人、営業力で世の中を渡っていきたいという人は一度読んでみてもいいと思いますが、誰かに借りて読む程度で十分ではないでしょうか。 あくまで藤田氏が自分の目で過去を振り返っているに過ぎません。同じ視点に立てない以上あまり得るものはないと思います。
41 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
告白ですか?,
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レビュー対象商品: 渋谷ではたらく社長の告白 (単行本)
この本を要約すると、「世間から楽して成功したと思われがちだがそれは違う。途中、恩人を裏切りつらい思いもした。挫折もあった。だが目標を達成するために、がむしゃらに頑張ってきたから、今日があるのだ。俺は有言実行の男だ。」という内容。分厚い本の割には、あっという間に読み終わり、「物を書くのが得意だ」という割には内容と文章が軽くて滑りすぎて、感動もなくがっかりしたというのが率直な意見です。 私は、藤田社長が短期間でどうやって会社を拡大させたかという点に興味があったので、できれば「渋谷ではたらく社長が考える名もないベンチャー企業が成功する秘訣」ぐらいの内容であれば、面白く読めたかなと思うので、星1つです。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
あまりにもビジョンのない経営でびっくり,
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レビュー対象商品: 渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫) (文庫)
赤裸々すぎて素晴らしい。勢い"だけ"でやってきたんだな、と思った。 彼のような人が企業しても9割9分つぶれる、本を読んでそう思った。 運と熱意でここまできたのだな、と思った。 起業するならもっとしっかりしたビジョンがないとダメだろう、と率直に思う。 でも熱意の大事さ、虚勢をはっても後でつじつまを合わせればいいんだ、という潔ささはすごい。
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