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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「生きがい」を求めるのではなく、育んでゆくこと,
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レビュー対象商品: 渋澤流 30年長期投資のすすめ 今の「マネー」が次世代の「資産」に化ける (角川SSC新書) (新書)
題名を見て、「投資信託のhow toものか」と思わない方が良い。本書にはむしろ著者の人生論が描き出されているからである。「30年長期投資」というと、一見短期志向に囚われがちな私たちの日常の生活感からは縁遠い話の様に思えるが、読み進める程に引き込まれてゆく。しかも、言葉や語りが魅力的である。「人生の結果はみな同じだが、人々がそれぞれ違うのは、生きる過程なのです」、「私たちの人生にも「元本保証」がないのです」、などなど、30年という時間を一緒に創造して行くことのすすめ、を説いて行く。現代では、政治にしても、経済にしても、ビジョンなり、目標なり、展望なりを他から与えられること(それを批判すること)に慣れてしまっているが、実はそれらは一人一人が形作って行くべきものであることを気づかせてくれるのである。30年後のことは誰も分からない、しかし必ずやってくる。その「神様が与えてくださる恵み」をどう生きるのか、が問われているのである。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
実社会とのリンクに本書の醍醐味がある,
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レビュー対象商品: 渋澤流 30年長期投資のすすめ 今の「マネー」が次世代の「資産」に化ける (角川SSC新書) (新書)
テレビの中の評論家は、はいて捨てるほどいるものの、こと金融/経済の分野では、理念と実践が融合している例は多くないでしょう。その中にあって、著者の理念が、実践として30年投資に、実社会で生かされているところに、本書の醍醐味があると言えます。その志は、迷妄の輩の批判を超えて、大きなうねりとなって、それほど多くの時を費やさずして、現代社会を照らすことになるのではないでしょうか?そんな予感をわきあがらせる良書でした。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ひたすら「投資の目的」について書かれています,
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レビュー対象商品: 渋澤流 30年長期投資のすすめ 今の「マネー」が次世代の「資産」に化ける (角川SSC新書) (新書)
結論から言うと、これを読んでこの著者・渋澤氏が会長を務めるコモンズ投信の口座を開設することに決めました。 これを読むまで国際分散投資の本なんかも読んでいて、 「やっぱり新興国ETFを買おうかなぁ〜」なんて思っていたのですが、 ちょっと考え直してみたりしました。 この本の内容としては、具体的な投資方法や何らかの金融商品の購入を 勧めるような記述はなく、ひたすら「投資の目的」について書かれています。 その点がまず、親切だなぁと感じました。 で、そういう「投資の目的」を婉曲的に説明する手段として、 短編フィクションみたいな形でいくつかの物語が書かれているのですが、 まぁ、遠まわしにコモンズ投信のファンドを勧めていたりします・・・ そして、最後にFAQを30件ほど掲載しています。 そのFAQも、あくまで「投資の目的」を明確にするよう促しているもの。 コモンズ投信ですが、現在は日本株式のみで構成されている投資信託です。 少し前は国際分散投資を考えていたのですが、それを考え直したのが、 この「日本株式のみ」と言う点。 やっぱり日本で生まれて、生活して、おそらく死んでいくわけなんで、 日本という国に何にも変えがたい愛着があるのは当たり前。 日本に生まれて幸せだと、本当に誇りに思っていたりもするわけです。 だから、できれば日本の企業で株式投資したいなぁとは思っていました。 しかし、やれ少子高齢化だの、今後長期的に税金が上がるだの、 何やかんや日本は投資対象として先行きが暗いとか何とか、 そんなことを書いている本もあったりするわけなんで、 前述の通り「やっぱり新興国ETFを買おうかなぁ〜」とも考えていました。 でも、やっぱり行ったこともない国の、素性の知らない企業に投資するより、 自分が暮らす国の、生活を支えてくれている企業に投資する方が、 投資にリアルに関われるというか、投資をリアルに感じることができるかなと、 そんなことを、この本を読んで改めて考えました。 まぁ、このコモンズ投信も、現在は日本株式だけではあるものの、 時機を見て海外株式も運用構成に組み込んでいく可能性があるとのこと。 とりあえずはコモンズ投信が信託するに足るファンドかどうかを見ていって、 コモンズ投信が海外株式で運用するときがきたら、それに便乗して、 僕もコモンズ投信を通して国際分散投資をすればいいかなと、 今のところはそう思っています。 それと、いわゆるインデックスファンドにも否定的なニュアンスでした。 「平均的なリターンでいいのですか?」という感じで。 最近になって「やっぱりインデックスかなぁ〜」なんて思っていたので、 これも改めて考え直すきっかけになりました。 実はこの著者のセミナーに一度行ったことがあるのですが、 そのときの印象は、「ものすごくドライそうな人」というものでした。 (妻と「細野晴臣みたいな人だな」と話していた覚えがあります) この本ではその印象と結構違ってて、そのギャップが面白かったです。
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