前半部分では,日本人がバイ菌やアレルギー疾患に弱くなった理由を,外国や国内の事例を通してていねいに説明している。後半部分では,ミネラル・ウォーターを殺菌することに対しての日欧の違い,塩素が濃いプールの腰洗い槽の危険性など,従来の認識を覆すような事実が書かれている。
各項では本文の後に「補講」を付け,少し違った角度からの説明も加えている点が興味を引く。例えば「回虫」の話しをした後,「補講」として日本人が回虫とつき合った歴史を,江戸時代までさかのぼってひも解いている。抗菌をはじめ何かと清潔志向をあがめる現代日本人にとって,警告を促す一冊となっている。 (ブックレビュー社)
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の6つがあがっています。どの病気も、子供時代にかかるとたいしたことはないのに、大人になってから初めてかかると症状は一変して重く、重大な後遺症が残ったりする。だから、子供のうちにかかっておいたほうがよいのだというのが藤田氏の主張です。
このうち私達の耳に聞き慣れないのが、EBウイルス感染症です。
EBウイルス感染症は、伝染性単核症、キッス病とも呼ばれていて、かつては成人日本人のほぼ100%が感染していた。清潔になりすぎた現代の日本には、このウイルスがほとんどいなくなってしまった。幼児期にかかるとほとんど症状がでないで終わってしまうのに、免疫のない若い男女が海外でかかってくると、高熱、リンパ節や肝臓の腫れなどの症状が出る、でもこれは普通は1ヶ月で治癒。中年になって初感染するともっと重い。慢性疲労症候群と似た症状が半年以上も続き、しかも8割以上の患者に精神神経症状がでるとのこと。
これを読んで、私はこの病気が、鬱病、更年期障害、ノイローゼなどと間違われることもあるのではないかと思ってしまったのでした。
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