登場人物の多さ、まさに地球規模の(おまけに日本人には馴染みのない地域・海域ばかりの)舞台設定、複雑に入り組む人間模様、見え隠れする政治的思惑。。。いずれも、ちょっと類を見ないスケールと設定だけに、戸惑いと取っつきにくさのあることは否めないだろう。
海洋生物学を専門にし、今も海洋にいつも接している自分がそうなんだもの!
しかし、しかし、おもしろい。
いよいよ核心が見えてきた。
このおもしろさは、なかなかヘビーに腹にこたえる。
核心を話すことは出来ないが、巨大な政治、社会、自然の脅威の核心が、自然に理解できるところが面白い。それも、実に論理的、科学的に。
そう、これは、まさに良い意味で、ためになる。
一級のエンターテインメントでもあり、いよいよ発散していた人間模様も集約してきた。
へこたれそうになった読者諸氏も、いよいよですぞ!