冒険の舞台は海の中です。
とはいえ、ファイティング・ファンタジーの世界とルールの中ですから、他の作品と冒険の内容が大した変わるわけではありません。
モンスターが海棲のもので、情景描写が陸上ではなく海であるということ。
逆にいえば、そういう要素さえきちんと表現できていれば、海の冒険として充分成り立つのです。
冒険自体も、オーソドックスっぽくはありますが、充分に楽しめます。
本書『深海の悪魔』の冒険の舞台についてのバックグラウンドは『タイタン』に詳しく述べられてはいるのですが、この作品の中でもアランシアとの繋がりをもっと描いても良かったかな、とも思います。ただ海の中の冒険というのではなく、あくまでもタイタン世界の海なので。