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深海の使者 (文春文庫)
 
 
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深海の使者 (文春文庫) [文庫]

吉村 昭
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

第二次大戦時、杜絶状態にあった日本とドイツをつなぐ新連絡路をひらくため、数次にわたって大西洋に進攻した日本の潜水艦の、いきずまる苦闘を描く力作長篇小説
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

太平洋戦争が勃発して間もない昭和17年4月22日未明、一隻の大型潜水艦がひそかにマレー半島のペナンを出港した。3万キロも彼方のドイツをめざして…。大戦中、杜絶した日独両国を結ぶ連絡路を求めて、連合国の封鎖下にあった大西洋に、数次にわたって潜入した日本潜水艦の決死の苦闘を描いた力作長篇。

登録情報

  • 文庫: 427ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2011/3/10)
  • ISBN-10: 4167169495
  • ISBN-13: 978-4167169497
  • 発売日: 2011/3/10
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 44,634位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 国運を賭けた決死行 2006/2/3
形式:文庫
昨今、様々なかたちで『太平洋戦争』のエピソードが語られていますが、この作品は『潜水艦』と云うハードウェアを通して、その運用に携わった人々の儚くも逞しい生き様や、ハードウェアをより優秀な機械に作り上げた人々の姿、また当時の時代背景や『日本は如何にして敗戦したか』といった所まで浮き彫りにした作品だと思います。あの戦争はいろんな意味で現在に影響を与えていますが、一つ変わらないことは、当時も今も『潜水艦』というものを作るテクノロジーについては、日本は世界第一級のモノを持っている、ということは意外な事実だったりするのですが、そういったことが当時のこれらの人々のおかげだということを、改めて思い出させてくれました。哀しいのは、この決死行を軍部(政治中枢)が思いついた時に世の中は、ハードウェアの性能だけでは勝者になれない―情報が戦局を左右する時代になっていたことでしょうか…図面の上での当時の日本の兵器のスゴさは語り草ですが…そればかりではなく、文中にある帰還寸前に触雷し帰還できなかったという件がこまめに描写されている部分を読むと、最後の詰めの甘さが全てを台無しにしてしまうといった教訓をも与えてくれてます。国家の存亡を賭け、挙国一致で臨む筈の戦争が、結局は現場の『人間』の思惑や行動がその命運を大きく左右することを強く感じ、普段の生活にも充分に還元できる教訓を与えてくれた1冊であったことも付記しておきます。
このレビューは参考になりましたか?
37 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 多くの貴重な人命が失われてしまった前大戦。その中で両国関係者の必死の努力により、潜水艦による日独の人員・情報交流が行われた事は余り知られていない。その戦訓・教訓はもっと知られるべきである。平和と言われている今だからこそ、この様なすぐれたノンフィクション小説が読まれても良い。軍事知識なくとも、息詰まる様な情景が、本編から想像される。文末に、敗戦時に残存した日本の潜水艦のその後の運命が記されている。戦中の潜水艦は全て処分され日本国内には現存しない事が、敗戦国日本のひとつの象徴的な事象と理解できる。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 秀逸です。 2010/3/18
形式:文庫
吉村作品の例に漏れず暗いタッチの作品であるが、
それぞれの潜水艦がたどった運命が記されており、
その状況を彷彿とさせる表現には脱帽。

あまり知られていない歴史的事実ゆえに、話のネタと
しても読んでおいて得られるものは大きい作品と
なっていると思います。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 配送料が無料というのが嬉しいです。
太平洋戦争中の潜水艦の話ですが、実際にあった作戦で素晴らしい内容でした。
投稿日: 18日前 投稿者: 西尾 武
5つ星のうち 5.0 ヒロイズムなき歴史小説
吉村昭の歴史小説にはヒロイズムがない。
かといって、「名もなき一兵士」の声に仮託して歴史を描くという通俗的な構図もない。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: mokele-mbembe
5つ星のうち 5.0 壮絶。
 一言で、名作です。

 舞台は第二次世界大戦。タイトルにあるとおり、深い海の底が
つなぐ日本とドイツ。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: Rib change
5つ星のうち 5.0 知られざる史実に胸をうたれる一冊
第二次大戦下、隔絶された日本とドイツの間を5度に渡り行き来した潜水艦乗りの苦闘を描いた
潜水艦ものの傑作ノンフィクション文学。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 一市民
5つ星のうち 5.0 遠く欧州をめざす潜水艦 スケール大きくダイナミックな戦史小説
... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: shunp
5つ星のうち 5.0 潜水艦乗りの宿命
先次大戦は米英の物量の差で負けたのだが、双方の軍隊の持っていた質という意味では日本も決してひけを取ってはいなかった。その証左のひとつが本書で描かれている潜水艦であ... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: showon
5つ星のうち 4.0 すごい事実が述べられている。
第二次大戦を通しての、日本と独伊の交流手段として、他にはほぼ手段がなかった潜水艦のことが非常に詳しく述べられている。執筆に当たって生存者への聞き込みを徹底して膨大... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: arika
5つ星のうち 5.0 歴史に学ぶことは重要である
学校の教科書では学ぶことが出来ない日本の歴史がこの本で再確認出来て大変貴重な物語を学ぶことが出来ました。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: アマゾン
5つ星のうち 5.0 日本の海兵さんは苦労したね。日独伊三国同盟の裏面劇
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/15 投稿者: 千保川隼人
5つ星のうち 5.0 作家の視点や恐るべし
 戦争の傷跡は100年残ると言われるがそれを越えて語り継がねばなるまい... 続きを読む
投稿日: 2009/12/31 投稿者: 竹秋舎主
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