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深海のパイロット (光文社新書)
 
 

深海のパイロット (光文社新書) [新書]

藤崎 慎吾 , 田代 省三 , 藤岡 換太郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

日本の深海探査技術は世界のトップレベルになったと言われるが、その陰で毎日のように未知の深海に黙々と潜り続けるパイロットたちがいることはほとんど知られていない。そんな深海探査船のパイロットたちにスポットを当てる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤崎 慎吾
作家、サイエンスライター。本名、遠藤慎一

田代 省三
海洋科学技術センター研究業務部計画調整課課長。元深海潜水調査船パイロット

藤岡 換太郎
(株)グローバルオーシャンディベロップメント観測研究部部長。理学博士。潜航回数が日本一の地質学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 315ページ
  • 出版社: 光文社 (2003/7/17)
  • ISBN-10: 4334032052
  • ISBN-13: 978-4334032050
  • 発売日: 2003/7/17
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 216,546位 (本のベストセラーを見る)
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23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本書は単なる解説本ではなく、実際に現場で起こったことを中心にまとめられていて、とても臨場感がある。まさに、「事件は現場で起こっている」ですね。新書にしては写真も多く効果的。

 他の潜水艇やチームとのライバル意識とか、マニピュレータの更新など「しんかい」が成長していくさまとか、髪の毛一本挟まっただけで大変なことになるハッチを閉める描写とか、トイレの問題とか、初めて暴露された話題が相当盛り込まれている。
 藤崎慎吾が取材したからここまで掘り下げられ、関係者も内情をさらけ出したといえる。

 また、有人潜水船vs.無人機の論争も興味深い。有人潜水艇をとりまく環境がこれほど各国でも厳しいとは。毛利さん曰く、無人機は周囲情報をいったんフィルタをかけていることになるとのこと。本書を読めば、人間が現場の雰囲気を感じ取り、勘を発揮することの重要さがひしひしと伝わってくる。

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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
日本の深海探査について、それに携わった人々の視点から描かれています。
未知の世界に挑む人々の挑戦は、スマートではなくても、とてもカッコイイ。
日本は海に囲まれた国で、とくに深い海溝を間近にもちながら、米国他に深海探査の面でかなり遅れを取っていました。
しかし、それら先を行く国々にまけじと しんかい2000を開発しました。
まだ日本では誰も行ったことのない深海探査に、しんかい2000はいろいろ試行錯誤、苦心惨憺しながら それでも数々の成果を挙げてゆきます。
そして本命であるしんかい6500を開発して、さらなる実績をあげ、やがては諸外国の深海探査チームの信頼を得て、共同で世界の未知の海底領域を探査するようになるところなど、やはり胸が熱くなります。
これらの人々の努力によって、世界のトップレベルにまでなった日本の深海探査ですが、現在予算の削減によって、その活動を縮小されようとしているようですが、なんとかしてこういった活動は続けて欲しいと思います。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ysato
形式:新書
 深海は,宇宙とは別に未知とロマンが詰まった未開拓領域と考えられる.しかし,常に大きく脚光を浴びる宇宙関連と比べると,深海への挑戦・冒険については,それほど広く関心をもたれて知られているわけではなさそうだ.

 本書では,そういった状況に風穴を開けてくれることを期待したくなるような,数多くの興味深い話が語られている.深海調査船の元パイロットや深海調査で活躍した科学者らの実体験談にはすごい臨場感がある.日本海溝の底で「スーパーのビニール袋」がたくさん見つかったという話には,人間活動が影響を及ぼしている範囲の広漠さに,慄然とさせられた.また,わが国の深海研究・開発史も楽しめる.

 ぜひ,広く読まれて欲しい一冊なので5点.
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