もともとはフランス語が原書で、シカゴ大学プレスから英語版も発売され世界的に販売されているようです。とにかく写真が奇麗で未知なる深海の世界に思いをはせたくなる本でしたが、深海生物と未知なる深海の世界に関するコメントが世界の著名な海洋生物、海洋学者から寄せられていました。写真と一緒にのっている解説は、さすが世界の著名な研究者からのものらしく、大変勉強にもなりました。訳本ながら、日本語も大変読み易く良い本だと思います。深海生物によってはちょっとグロテスクで気持ち悪い感じもありますが、中にはこの世のものとは思えない奇麗で優美な感じがするものもあり、地球最後の神秘と言われている深海に何か可能性を感じさせる一冊です。