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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
分け入っても分け入っても深沢,
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レビュー対象商品: 深沢七郎の滅亡対談 (ちくま文庫) (文庫)
「月のアペニン山」の精神を病んだ元妻をドア影から無感動に見つめる男、「楢山節考」で降る雪。深沢の作品にはなぜあんなにも透明感が/リアルさがあるのだろう。 深沢の小説で、しばしば「予想しえなかった」感動に出会うことがある。 「予想しえない」感動なんて日常でもそんなに沢山はないものだが。 「人間が多すぎるとろくなことはない。50人くらいでいい」 まったりとしながらも、新聞社説的な似非ヒューマニズムや、 野坂昭如との汚談、山下清との似たもの同士対談がお薦め。 少なく!ともこの対談集のどの一行にも退屈さはない。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時事的トピックは時代とともに意味不明に・・・,
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レビュー対象商品: 深沢七郎の滅亡対談 (ちくま文庫) (文庫)
人類滅亡教教祖にして「クソ」の深沢による対談。作家や文化人との対談ではあえて下世話な方向にもっていこうとするが、非インテリとの対談では常識的な聞き手に回っているようにも見える。例えば殿山泰司との対談で「スチュワーデス殺しとカトリック」という言葉があるが、朝倉恭司の本を読んでなかったらこれが当時世間を騒がせた事件のことを指していることがわからなかった。多分そうした時事的なコメントやスラング的な言葉がかなりあるのだろうが、注釈が無いので読み飛ばすほか無いのはもったいない。手間はかかるのだろうが、文庫化に際してはそうした丁寧な編集も期待したいというのは厚かましい読者だろうか。
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