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深山に棲む声
 
 

深山に棲む声 [単行本]

森谷 明子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

深山でイヒカはババと呼ばれる女が匿う少年と出会う。イヒカは必ず少年を助け出すと約束したが、不思議な鏡の力で山火事を起こしてしまった。以来、イヒカにとって少年は忘れ得ぬ存在となる。運命に抗いながら懸命に生きる少年少女、そして彼らを守り、束縛する女たちの姿をミステリー色豊かに描く連作小説。

内容(「BOOK」データベースより)

イヒカはさまよいこんだ深山で一人の少年と出会う。少年はババと名乗る女によって、ずっと山に閉じこめられて生きてきた。―狭い穴蔵の中、二人はまるで兄弟のように心が通いあう。「ぼくを助けて」少年の大切なお守りを預かり、ふたたび助けに来ることを約束したイヒカ。だが、その「約束」によって、二人は数奇な運命に呑みこまれてゆく…。

登録情報

  • 単行本: 397ページ
  • 出版社: 双葉社 (2009/2/18)
  • ISBN-10: 4575236551
  • ISBN-13: 978-4575236552
  • 発売日: 2009/2/18
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 362,397位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
これはまた大変に凝った作品である.その源流は著者のデビュー作 '千年の黙' 第二部で,一度世に流出してしまうと作者にも手が出せない変容を遂げるのが物語というものだ,との作者紫式部の苦い思いにある.全六章の内,始めの四話は時も場所も違うが,深山 (ミヤマ) の不思議を語る昔話で,最後の二話は登場人物たちが直接出てきて演じる深山の話である.但しよく見ると二つの話の間にはまた時代差がある,と言う有様で,徹底的に複雑な構成を持つ.舞台は架空の国 (固有名詞に日本語が用いられる) で,時代は中世.国のまんなかを多分南北に山深い山脈か南北に細長い巨大な山塊がある.この深山に住む謎の人々を中心として昔話が語られ,話が書かれる.それが私に与える感じは,深山が与える古代的恐怖である.そうして子供たちの描写を通じて著者の魅力的な人となりが伺え,後味は一寸心配もあるけれどまあ爽快.'千年の黙'未読の方には,それを先ず読んで置かれることを推奨する.
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巧みな物語 2009/6/24
By 粉雪
形式:単行本
最初は異国のファンタジーを読んでいるような錯覚をいだきますが、舞台は日本でした。
名前や地名をカタカナにするだけで、雰囲気がかなり変わるんだな、と思いました。

出生や性別まで偽られたまま、深山にずっと居なければならなかったテルヒが可哀相でした。

オシヲの母とか、マナリとか嫌な大人も出てきますし、分かりやすいハッピーエンドでもないです。これからどうなるの?って感じな終わり方です。
でも、異母兄妹が最後に再び出会えて良かったと思います。
思わぬ所で出会い、お互いが親の決めた婚約者同士と知らずに夫婦になったカシイとフツの話がもう少し詳しく読みたかったな、とも思いました。
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