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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ハルヒはやっぱり面白い,
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レビュー対象商品: 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫) (文庫)
私が涼宮ハルヒシリーズの短編集では最も好きな巻です。その中でも雪山症候群がなによりもオススメ。 レジャーから一転雪山で不思議な空間へと迷い込んでしまったSOS団がこの危機的状況をどう打開するか、という話しです。 外界から隔離された空間でどう行動すれば良いのか。この様な環境に置かれてしまった各団員たちの個性が際立ちます。 キャラが立っているだけでは無く、ストーリーの展開や世界観、新たな伏線なども読者をワクワクさせてくれます。 文句なしの5つ星。聞きしに勝る面白さを誇る作品です。
36 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
事態は暴走し始めるのだろうか,
By X0 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫) (文庫)
角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの「涼宮ハルヒ」シリーズ第5巻にあたる『涼宮ハルヒの暴走』です。 短編2本と書き下ろし1本の構成ながら、 あいかわらずのSFモード全開で事態が様々に錯綜する読み応えに溢れています。 短編1.『エンドレスエイト』 第3作「退屈」の短編・孤島症候群に続く、8月の夏休み後半が舞台。 様々なイベントを満喫しつつ、彼らも気づかない内に繰り返される無限の2週間。 晴れて明日を迎えるために必要な、彼女のやり残したこととは? 「消失」に続けとばかりにSF要素の深みが冴えます。彼女の意外な一面もちらり。 短編2.「射手座の日」 第2作「溜息」に続く、11月下旬のお話です。 処女作「憂鬱」にてハルヒによる強制セクハラ敢行に屈した コンピ研部長がSOS団相手に艦隊シミュレーションゲームで逆襲します。 沈黙の魔術師・長門有希がハイパーコンピュータと化し、 無表情のままややムキになった彼女の問答無用制裁には爆笑必至。 ゲームの戦い方にSOS団メンバーの性格がよく反映されており興味深いです。 書き下ろし「雪山症候群」 舞台は12月末の大晦日直前、衝撃の第4作「消失」の後日談。 皆で楽しく過ごした12月24日の鍋パーティーの席で 鶴屋さんに招かれた雪山別荘地での不可思議な事件を描いています。 数学の知識を用いた謎掛けや珍しくハルヒ自身も体験する謎めいた様相、 様々な憶測の中、真実は雪の中に塗れたまま物語は終焉します。 これまでとは切り口を変え、短編「ミステリックサイン」を彷彿させる 読者に回答を委ねたようなミステリアスSFです。 次巻への壮大なネタ振りなのか、偶発なのか。ゲレンデには笑顔の鶴屋さんがいるだけで・・・。 また、かつてはただの寄せ集めだったSOS団メンバーの成長と一体感を感じられる描写にもにんまり。
28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
色々な意味で『涼宮ハルヒ』シリーズらしさが良く出ている短編集,
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レビュー対象商品: 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫) (文庫)
「涼宮ハルヒ」の名を冠して発表されているライトノベルシリーズの第5弾。このシリーズの大きな特徴として、時系列を全く追わず、張れるだけの伏線を先に張っておき、後でそれを回収すると言う創作手法が取られている点が挙げられます。 この巻までで時系列的に一番先に進んでいるのは、第4弾で語られたハルヒ・キョン、高校一年のクリスマス前夜(厳密には若干違いますが)のエピソードですが、今巻には、その直後のエピソード、及び時系列的には遡り、一年生夏休み後半、文化祭終了後の秋と言う、季節感を前面に出した3タイトルの短編が収録されています。 「エンドレスエイト」は、前巻「涼宮ハルヒの消失」と良く似たプロットによる、キョンがストーリーの主体となって語られるストーリー。設定としてはありがちで、収拾の方法もやや説得力に欠ける印象ですが、ハルヒの存在と世界の関係を久々にマクロ的観点から描いた作品でもあり、「涼宮ハルヒ」らしい作品と言えると思います。 「射手座の日」はSOS団の学内活動が描かれるストーリー。といっても遊んでいるだけですけどね。ただ、まさしくそれこそがSOS団の存在意義であるわけですが。ハルヒの、周囲を勝手に巻き込んで己の傘下に強引に従えてしまう「台風の目」的パワーを描いたエピソードです。尚、この2編とも、ハルヒの暴走っぷりと同時に、有希の描写にも注目したいところ。前巻『消失』へダイレクトにつながる伏線を後出しで示している訳ですが、このように発表順を逆転させた関連付けが多用されているのが『涼宮ハルヒ』的構成の特徴と言えますね。 「雪山症候群」は涼宮シリーズで多く採られている「トンデモSF」テイスト主体のパニックモノ。正直パズル解きの要素はとってつけた様な唐突感があり、イマイチ馴染んでないと感じられましたが、ハルヒの違った側面が見られるのは良いですね。また鶴屋さんの只者じゃなさっぷりも印象的でした。
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