今作で原作「涼宮ハルヒの憂鬱」のパートは終了。TV放映版の最終回でもあった涼宮ハルヒの憂鬱6(ローマ数字が変換できない)はさすがに気合が入っていて素晴らしいできになっています。
涼宮ハルヒの憂鬱5ではハルヒ自身の独白によりなぜ彼女が「憂鬱」であるのかが垣間見える地味ですが、何気に重要な名シーンがキーポイントになります。そして、ついに明かされるハルヒの偉大な力、「閉鎖空間」。ここからが「涼宮ハルヒの憂鬱」がただの学園ものではない片鱗を見せます。ハルヒは何に不満を感じ、憂鬱になり閉鎖空間を生み、そして何を望んでいたのか。その望みはそんな荘厳で高貴なものではなく、ただ誰もが持ちうる一人の少女としての単純でしかし大切な「気持ち」であった...
この3巻まで観て「面白い」と感じた人は次巻以降も観ることをお勧めしますが、「つまんなかったなあ」と思われた方はちょうど良い区切りなので今作で手を引かれたほうがよろしいかと思われます。
ただし、次巻からは今までよりはより明るくポップな学園ものとしての雰囲気が強く押し出されますし、可愛いヒロイン達のそれぞれのちょっと萌え的な要素も多く出てきます。
特に、長門有希の可愛さが急上昇してくるのはこの先ですから!