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涙橋の夜 女だてら 麻布わけあり酒場4 (幻冬舎時代小説文庫)
 
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涙橋の夜 女だてら 麻布わけあり酒場4 (幻冬舎時代小説文庫) [文庫]

風野 真知雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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涙橋の夜 女だてら 麻布わけあり酒場4 (幻冬舎時代小説文庫) + 慕情の剣 女だてら 麻布わけあり酒場5 (幻冬舎時代小説文庫)
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商品の説明

内容紹介

岡っ引きの源蔵は人斬りの下手人が小鈴の店に逃げ込んだと睨む。案の定、店には怪しい客がいた。だが小鈴は「あの人は違う」となぜか自信たっぷり。一方、幕府批判の書を著し、行方知れずだった小鈴の父は、鳥居耀蔵により幽閉の憂き目を見ていた・・・・。

登録情報

  • 文庫: 252ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2011/11/10)
  • ISBN-10: 4344417682
  • ISBN-13: 978-4344417687
  • 発売日: 2011/11/10
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 89,071位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By suihou トップ50レビュアー
Amazonが確認した購入
 小さな酒場の物語が、開国につながる背景へと広がってきました。目付役鳥居耀蔵は、風野氏の処女作からのキーパースンですが、この物語では彼の怪物性よりも、奥深くにあるやわらかな心が描かれてゆきます。酒場の初代女将であった、おこうの夫、戸田吟斎を幽閉し、巴里の事情を聞きだそうとするのも、愛しいおこうの口から出た「愛と自由と平等」の背景を知りたいからではないでしょうか。
 また倒幕をもくろむ大塩平八郎も隠れキリシタンたちを扇動し、味方につけようとしています。海のかなたからのとどろきが、そろそろこの時代の終焉を告げ知らせているようです。

 という時代を背景に、あいかわらず小さな謎解きや生活のこまごまとしたエピソードが語られます。除夜の鐘を均等の間隔でつく方法とか、東海道を三日で往復すると豪語する飛脚屋どうしの対決とか、淡々と語られているのに、それを浮かべている時空の広やかさのせいか、忘れられません。

 おこうのパトロンであった三人はそれぞれにこうした小さな事件にかかわります。前景の人物たちの胸あたたまる日常と、後景をなす大きな時代のうねり。その重奏する音楽が、最近の風野作品を深くしています。

 大きく深呼吸をしたくなる、そんな時代の息吹が感じられる第四作です。

 
 
 
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鳥居の心 2011/11/14
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
 「女だてら 麻布わけあり酒場」シリーズの第4弾。
 4つの事件で一冊が構成されている。しかし、謎解きとも言えないようなのが増えてきたな。かなり行き詰まっているらしい。それでもおもしろい。
 鳥居の心に迫った一冊。本当に不思議な男だ。これまでの作品で言うと、深川の鮫をもっと複雑にしたような感じか。鳥居についてどのように描いていくのか、この先の展開が楽しみになる。
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