「涙のパヴァーヌ」という曲が聞きたくて、手に取りました。
この「涙のパヴァーヌ」は、元々は16〜17世紀に英国などで活躍したリュート奏者ダウランドによって作曲されたリュート歌曲です。
このCDに収録されているのはこの曲を元に、オランダの作曲家ヤコブ・ファン・エイクがリコーダーの作品として作った変奏曲です。
エイクは盲目の音楽家で、教会の中庭でリコーダーの演奏をして人々を楽しませていたそうです…。
そんな風景を想像しながらこの曲を聴いていると、頭の中がふっと17世紀に飛んでしまうような、そんな心地良い感覚になります。
もう一曲。この次に収録されているコレルリのソナタ≪ラ・フォリア≫。
もう、ただただ聞いているだけで心地良いといった感じ。
もちろんブリュッヘンのリコーダーが本当に素晴らしいのですが、ビルスマのチェロと レオンハルトのチェンバロも素晴らしい!
余談ですが、私はビルスマの演奏するバッハの無伴奏チェロ組曲を聞いてから、彼の演奏がとても好きになりました。
この<ラ・フォリア>、元々はヴァイオリンの為に書かれた作品ですが、私はこのリコーダーによる演奏の方が好きかも…。