三浦展は、パルコの創業者増田通二のもとでパルコの会員制マーケティング誌「アクロス」の編集長勤め、その才能をしられた人。その後、考現学の分野で活躍、著作に「下流社会」がある。
上野千鶴子は、著作膨大でフェミニズム、辛口の批評で有名、東大の教授だが、京都大学大学院生時代のミニシンクタンク勤務で今の自分の基礎が形成されたとのこと。その時代に知己を得、リベラルで闊達、境界を問わない融通無碍な京都学派の環境に感謝している。
この博識な二人の1980年以降の世相対談で面白い。でも、2007年、リーマンショック前の対談です。
この本で得た知識、
○川喜多二郎のKJ法・・京都学派と言われる人たちのカードを使っての情報処理、分析法
○1980年代後半はバブルで、才能がなくても成功した経営者が多い。
○1991年バブル崩壊
○西武百貨店の総帥堤清二は、破滅型性格で、西武百貨店を破滅に追いやったとも見える。
○バブル崩壊後の百貨店は高島屋や三越のような守りに強いところが有利になった。
○上野千鶴子の書いたものはいろんなところで目にしてますが、この本でも(笑)がどの場面で出てくるのかを見ますと「上から目線」です。