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消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来
 
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消費社会から格差社会へ―中流団塊と下流ジュニアの未来 [単行本]

上野 千鶴子 , 三浦 展
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上野 千鶴子
1948年富山県生まれ。社会学者。フェミニズム理論の先駆者。東京大学大学院人文社会系研究科教授

三浦 展
1958年新潟県生まれ。消費社会研究家。マーケティングアナリスト。一橋大学社会学部卒業。パルコ・マーケティング情報誌「アクロス」編集長、三菱総合研究所を経て、「カルチャースタディーズ研究所」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 222ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2007/04)
  • ISBN-10: 4309244173
  • ISBN-13: 978-4309244174
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:単行本
本書のタイトルは『消費社会から格差社会へ』。
「まぁ、そうなってますねぇ」という感想なのだが、内容の方も、これといって新鮮味はない。お互い持っている知識をひけらかしているのだが、それ以上深まっていかないのだ。目新しいところといえば、三浦の『アクロス』編集部時代の話ぐらいか。

そもそもこの本、昨今の対談本のご多分にもれず、対談本という体であるにもかかわらず対談になっていないのだ。
三浦は『「かまやつ女」の時代―女性格差社会の到来』などで露呈したとおり、ジェンダー規範に従順なタイプの女を支持している(好みとしている?)のである。それに対して「肩で風を切って歩くフェミニスト」(古っ!)、上野千鶴子が黙っているはずない、と思われるのだが、どうもそこらへんで真正面からは衝突しない。

三浦は三浦で、本の全編にわたって上野に遠慮がちである。これは上野の年下であるからしかたないのかもしれないが、なによりも上野である。
「エビちゃんOLvsかまやつ女」「ゆとり教育vs近代型教育」など、争点としてキャッチーで盛り上がりそうな話題も出てきているのだが、そのたびに「団塊親―団塊ジュニア」という世代論に逃げ込む。二項対立を悪い意味で「止揚」しているのだ。

三浦と上野が対談する以上、上の二つの争点でもっと意見を戦わせてほしいと思うし、言いたいことがあるならお互い単著を出せばいいのに、と思うのだが、そこにはこの二人を抱き合わせれば、それなりに売れるだろうという目論見もあるのだろう。
なにせ今をときめく『下流社会』の「三浦展」と「上野千鶴子」である。その二人の名前が、表紙に「どどーんっ!」と二つ並べた日にゃ、購買欲をそそらないわけがない。

この本読んで、数年前にビッグな俳優二人をキャスティングした挙句コケた、『ジャッカル』という映画を思い出した。
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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By amigo19
形式:単行本
まず、本屋で並んでいる本書のパッケージとタイトルで手に取る人が多いんじゃないでしょうか。白ベースに「格差社会」の赤文字を躍らせるところなんかは、共著者が三浦さんであることをしっかり感じさせます。はい。僕もつい手にとってしまいました。(笑)

世代を語るときに、さらに人種に分けて(本書の場合だと「かまやつ女」とか「エビちゃんOL」とか。)語るのはたしかに好きだし面白いんだけど、かなり既視感のある階層論・格差論をまな板にしてるのはちょっと残念。

僕は団塊ジュニアの世代なんですが、僕ら以降の世代を「階層」を前提に分析しようというのは少し無理があるって感覚的に思うんです。世帯年収や学歴で区切られた階層は徐々に意味をなくし、人生態度みたいなところで分けていくとおもしろいんじゃないかな〜。

どう思います?
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23 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 十姉妹 VINE™ メンバー
形式:単行本
 上野さんが何度も繰り返して(今の「下流」と言われるコミュニケーション能力の低い、ノイズに弱い若者が出てきたことに対して)「『日本の保守本流が望んだとおりの国民形成を、あなたたちは3世代に渡って達成したじゃありませんか。これこそあなたたちが望んだ結果ですよ』って、『教育基本法改正』なんて言っている自民党のオジサンたちに言ってやりたい気分ですよ」って言っていて辛辣だなあ、でも本当だなあ、と思いました。
 私は「下流社会」は、何だか薄っぺらい分析で人を簡単に分類しているような気がしてあまり気に入らなかったのですが、この対談で著者の三浦氏が「『やっぱり下流は、おたくか』とわかりやすい入り口作りをしてあげれば、それはやはり普通の人に、格差というものを気づかせるきっかけになるだろうし、だからできるだけお笑いっぽく書こうと思ったんですよ。書いてあることは、実は怖い話だけど、笑って読めてしまうように」と言っているので、ちょっと認識を改めました。
 また、三浦氏の「日本は移民をあまり入れたくないから、今の非正規雇用というのは、自国で国内移民を製造するという政策を執っていると言えますね。黒人の役割を自国民で分担すると……」という言葉には考えさせられました。
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