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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件
 
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消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 [単行本]

豊田 正義
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (64件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 捜査員も震え上がった“史上最悪”の密室監禁事件に迫る衝撃的ノンフィクション作品。
 マンションの一室、七人監禁、絶え間ない通電、厳しい食事制限……「天才殺人者」松永太は、妻・緒方純子の家族を完全なる支配下に置いた。やがて彼は、殺す者と殺される者を指示し、家族は言われるがままに「殺し合い」を繰り広げた。ついに妻一人を残し、家族は消滅した――。
 

内容(「BOOK」データベースより)

被害者は妻の父・母・妹夫婦・姪・甥…。「天才殺人鬼」松永太は、一家をマンションに監禁し、「殺す者」と「殺される者」を指示した。彼らは抵抗も逃亡もせず、互いを殺し合った。遺体はバラバラに解体された。ついに妻一人を残し、家族は消滅した―。七人が抹殺された“史上最悪”の密室事件。衝撃のホラー・ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/11)
  • ISBN-10: 4103005114
  • ISBN-13: 978-4103005117
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (64件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 87,246位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
衝撃的な本だ。届いて梱包を開けてから、一気に最後まで読んでしまった。
「凶悪」(新潮文庫)「新潮45」編集部 も併せて購入したが、本書に比べれば実にあっさりとしたものだ。

主犯・松永太は、7名の命を奪った連続殺害において「直接」手を下していない。にも関わらず、拉致監禁と電気ショックによって洗脳した被害者(子供を含む)家族同士を互いに殺させ合った手管は悪魔に等しい。まさにハンニバル・レクターを思わせるサイコパスだ。
しかしながら、松永は逮捕後も否認し続け、驚くことに親戚中が縁を切ったために一審は松永の人間形成が解明できないままに終わった。著者は松永の親戚筋から取材拒否されたこともあり、共犯で元愛人にして被害者同様奴隷状態にあった緒方純子を中心に本書を書き進めている。彼女も松永によって人格破壊を受けた「被害者」でもあり、著者はDV関連の本を地元記者に勧めたことから最終的にこの緒方と交流を持つに至る。

それはそれで意義あることであるだろうが、著者が緒方中心に書き進めるあまり、松永らに6年間拉致監禁、虐待を通り越した拷問と陵辱を受けた上に父親を殺害された少女の気持ちをスルーするかのような流れで腑に落ちない。
 十代というもろい年齢にある少女が実の父親の遺体を自らの手で解体・証拠隠滅することを強いられた場面で、「ここで信じがたい事実を指摘しておきたい」と、少女への気遣いではなく緒方が妊娠中であったとことに言及するのだ。著者もまたこの異常な事件を追ううちに「些細なこと」は見過ごすようになったのだろうか?(逆に、あまり触れなかったのは少女への配慮かもしれないが)

実は本書を読み終えて間もなく、少女(現在は26歳)が松永の支配下にあったため、犯罪被害者給付金の申請が出来なかったことへの不支給裁定取り消しを求めていた判決が2010年7月8日に報じられた。事件はまだ終わっていないだけでなく、少女にとって一生その影は続くのだろう。
本書は労作ではあるが、また別の角度からのドキュメントが望まれる。
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106 人中、102人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
当時報道規制されたこともあり多くの日本人がその詳細を知らぬまま風化しかけていた事件。 私は新潮45の短編でおおまかな全体像は把握していたのだが。。。 〈読む前〉 ・なぜ誰も逆らうことなく殺しあったか ・なぜ(本家よりは世間体に縛られないであろう)婿入りしてきた体格のいい元警官まで逆らえなかったか 〈読後〉 ・残念ながら逆らえなかったのも無理はない この松永と言う稀代のワルと不運にもかかわり合いを持った時点で緒方家は全滅する運命だったのだと思わざるを得ない。あらゆる状況を鋭い洞察力と臆病なまでの警戒心、揺るぎない実行力で打破していくこの男の前ではどんな人間であろうと時を待たず奴隷にされてしまう、そんな迫力を感じた。校内弁論大会を中1で征し、安物布団を高値で売り付けて三階建ての自社ビルを建てた男に口論で勝てるはずはない。まして洗脳に関する研究者の書籍を熟読しどうやったら人を効率的に操れるかのみを長年に渡って研究し実践し経験を積み上げてきたプロの人形使いだ。きっと誰であろうと言葉巧みにいつの間にか蹲踞の姿勢で乳首にワニクリップが取り付けられ、通電によって思考停止状態にされるであろう。 もし自分がこの現場にいたら、、、読者は皆必ず想像すると思う。私はあらがえる自信がない。 ではこのような超危険人物からどうやって身を守るか。これはもう初期段階で逃げるしかない。関わりが深くなるほど弱味を握られ共犯に仕立てあげられ泥沼にはまりこんでいく。我々読者がこの本から得る教訓は、接近してくる人間をいかに早い段階で悪人と見抜くか、もしファーストコンタクトで見抜けなくても違和感やいかがわしさを感じた瞬間にすぐ逃げる嗅覚を普段から養っておく事だと思う。 緒方家は最初から純子を人質にとられていた。最初から命綱を握られていたのだから全滅も不可避であったと思わざるを得ない。不幸にも亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
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81 人中、78人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
非常に丹念に取材して書かれていて、この事件については佐木氏のものよりこの本が優れていると感じた。

とにかくフィクションとしてもあり得ないほどの残虐さにまず驚愕させられる。

特に幼い子供にまで容赦なく電気拷問を浴びせる所には涙を禁じ得なかった。

松永のサディズムにはもはや人間性を感じさせるものは一片もなく、

血の通っていないサディズムモンスターとしか思えなかった。

ただ、総じて丹念に良く調べて書いてあるが、佐木氏本と同様に、この本も松永の

成育歴についての記述はもの足りなく思った。

松永の両親や親戚が一切取材を拒否しているということだが、

なんとかインタビューを成功させて、一体どういう少年時代を送ったら

こんなモンスターが出来上がるのかをもう少し掘り下げて欲しいと思った。
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投稿日: 12日前 投稿者: じじぃ
どんな残虐映画などよりも恐ろしい
事実は小説よりも奇なり。
ウィキペディアを読むだけでも吐き気がする。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: desperado
読んだことを後悔する
北九州連続監禁殺人事件のルポです。

wikipediaなどで概要を見ますと、

「なぜ逃げ出さなかったのか」... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ステイチ
精一杯謎に迫ったと思う
家族が家族を殺していく。
そう仕向けていく悪魔がいる。

そんな状況の真相を暴こうとしている。
難しい。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 太
恐怖
この事件を知る機会がありませんでしたが、最近知りこの本を読みました。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ナッツ
リアル!
この事件についてはネットでたくさん
読んだんですが、この本は
すごくリアルで分かりやすかったです。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 3児のママ
事実は小説よりも....
 桶川ストーカーと、でっち上げの隣にあったので、手に取りました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Ryo
詐欺と殺人の親和性
... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Tod
残酷
あまりに残酷な事件ゆえ報道規制されていますがこんな事件ほど大々的に報道しなければいけない。読み終えて頭から離れない内容だが平和ボケした日本人はこういう現実を受け止... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: iron_mike
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ここまで自分中心な考えに支配された巧妙な鬼とも言える人間が同じ人として存在していることは、人間を信じるという観点からは非常に残念でならない。歴史的には独裁者など、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: A
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