ひねりにひねってあり、結末のどんでん返しには、誰もがビックリ仰天し息を呑むものです。
ラッセル・クロウならではの、いぶし銀。
今回はすごくワイルドな風貌で、その独特に味の濃い演技がこの作品を重みのあるものにしています。
社会派サスペンス映画としての本作品を通じて、現実のアメリカの軍事民営化、民間軍事会社体制に対して痛切な問題提起をしており、社会に一石を投じた形となっています。
クライマックスは二度味わうことができ、びっくりするような結末は誰もが予想できない展開。
シナリオの巧妙さに感嘆。 実に面白い。
真実を求めて追い続ける執念、記者魂というものかもしれませんが、仮説を立てて推理していくところが捜査官と紙一重の行動であり、ハラハラドキドキ感を存分に楽しめます。
捜査官が主人公だとあまりにも直球過ぎてしまいますが、記者という変化球のひねりにより、社会面や政治、またスキャンダル、それと友情といった一面も取り入れることができ、ストーリーに二重三重の膨らみを持たせています。
レイチェル・マクアダムスは新米記者役として、ごくごく控えめな演技ですが、しっかりと作品のアクセントになっています。
観ているうちに、深く深く映画の中に入り込んでいくこと間違いなし。