内容(「BOOK」データベースより)
「探さないで」と置手紙を残し、忽然と消えてしまった幻馴染み弥惣吉の女房。健気で評判の女に何があったのか。行方を追って高崎、安中と中山道を辿る、鰻屋「十三川」の入聟で十手持ちの爽太。その探索行は、来し方を振り返る旅となる―。若き爽太たちの姿と江戸下町の哀歓を描く、情感あふれる傑作長篇。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北原 亞以子
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞を受賞し作家としてデビュー。平成元年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞、5年『恋忘れ草』で第109回直木賞、9年『江戸風狂伝』で第36回女流文学賞、17年『夜の明けるまで』で第39回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)