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涅槃の王〈1〉幻獣変化 (祥伝社文庫)
 
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涅槃の王〈1〉幻獣変化 (祥伝社文庫) [文庫]

夢枕 獏
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 700 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紀元前450年、若きシッダールタ(後の仏陀)は魔界ナ・オムの中心に聳える巨木・雪冠樹を目指していた。不老不死の鍵を握る“涅槃の果実”が十年に一度実を結ぶ大樹である。だが、ナ・オムには異形の幻獣たちが跋扈していた…。著者の処女長編にして、空前のスケールで描く超伝奇大河小説の金寺塔。

登録情報

  • 文庫: 416ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2000/08)
  • ISBN-10: 4396327862
  • ISBN-13: 978-4396327866
  • 発売日: 2000/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By バスケ好き VINE™ メンバー
形式:文庫
若き日のシッダールタが悟りを求めて出家した後、不老不死の秘密を求める権力者たちの思惑に巻き込まれ、古代インドの魔境を舞台として繰り広げる冒険活劇。

「幻獣変化」の書き出しから、「神獣変化・覚者降臨編」まで全7編、作者は執筆に15年間を費やした。その間、作者は「魔獣狩り」でベストセラー作家の仲間入りをするのであるが、バイオレンス&エロスが売りの作家評が私の中では定着していた。最近の新聞の連載小説で「西行」の生涯を描き、私のそのイメージは払拭されたようだ。

本作品でも、形而上の世界を全編を通して取り上げ、丁寧に文字に置き換えて行く作業が見事に結実されている。作者のバイオレンス&エロスの持ち味は、要所要所で、その対極として、良好なバランスで全体を引き締めている。

圧巻は最後にシッダールタが覚醒し「仏陀」となり、幾千万の神々に囲まれ歓喜されるシーンだ。この深遠な宗教的テーマを、読者をわくわくさせる冒険活劇として成立させ得た傑作と言えよう。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
鬼才・夢枕獏を代表する傑作中の傑作。血で血を洗う凄惨なドラマの中に現われるのは、人間の《美しさ》。そしてラストに用意された、人間の《醜悪》に対する人間の《美》の勝利。夢枕獏を、単なる伝奇ヴァイオレンス作家だと思っている人にこそ読んでほしい、真の傑作です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
『年取りたくない』とか『死にたくない』って、今も昔も変わらぬ命題。若いブッタも初めは求めたのですね。長生きするために命の危険を冒してまでも追い求め、追い求めるがゆえに命を落とす・・・色々な事象に対する人間の小ささを感じつつ、読み初めから最後まで息つくところなく、常にハラハラ、ドキドキ・・・読んでいる自分までもが、いつも死に直面しているような感覚で読み終えました。獏先生の情景描写は凄過ぎて、毎回自分自身もあたかもその現場に居合わせている錯覚を抱くのですが、今回も同様で、すっかり疲れ果てました。(内容は5星でも良いのですが、疲れ果てすぎての4星です。)読み終えた後の無常観・・・たら。ブッタの心境も垣間見れたかも!?
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