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海軍随筆 (中公文庫)
 
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海軍随筆 (中公文庫) [文庫]

獅子 文六
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

海軍兵学校や予科練、航空隊や潜水学校などを訪れ、生徒や士官の人柄に触れて好感を抱き、懇切に歴史を調査した「海軍」秘話の数々。特殊潜航艇乗組員の散華を描いて日本中を熱狂させた「海軍」発表の翌年に、「小説『海軍』を書いた理由」などを明かし、本名で発表した渾身の随筆集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

獅子 文六
本名・岩田豊雄。1893年横浜に生まれる。慶応義塾大学文科予科中退。1922年から三年間演劇研究のためフランスに滞在。1927年新劇協会参加、新劇研究所創設、喜劇座結成など演劇活動を開始。「改造」「三田文学」などに戯曲、演劇評論を執筆する一方、獅子文六の筆名で小説『金色青春譜』などを「新青年」に発表、新聞小説『悦ちゃん』が劇化、映画化されるに及び作家としての地位を確立する。以後、新聞雑誌に『達麿町七番地』『沙羅乙女』『信子』『南の風』などの風俗小説を盛んに発表した。1937年岸田国士、久保田万太郎らと文学座を結成、幹事として劇作、演出に終生尽力した。戦後は『おじいさん』『てんやわんや』『自由学校』『大番』などのほか、自伝小説『娘と私』『父の乳』などの代表作を書いた。1963年芸術院賞受賞、芸術院会員に推挙され、1969年には文化勲章を受章したが、一ヶ月後の12月13日、七十六歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 229ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/07)
  • ISBN-10: 4122042321
  • ISBN-13: 978-4122042322
  • 発売日: 2003/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By カスタマー
形式:文庫
現在は「軍隊」を持たない国(とされる)日本、戦争をしないと誓った国(とされる)日本において、しかし命と真摯に向き合う機会は殆どないように思われます。本書に書かれている軍人や訓練生が、忠義の士たらんとするあまりに命を落としていく様を美談として持ち上げられることには(個人的な心情として)共感できません。が、命を懸けて国、そして軍人であることの名誉・義務を守ろうとする彼らの潔さを美しいと感じ、かつての日本人が持っていた心意気に憧れを抱いてしまうのもまた事実です。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読むべき 2005/1/15
By 高橋
形式:文庫
できれば「海軍」を読んでからがいいです。
この随筆集は、その方が胸にずしんと響きます。
海軍軍人に対する獅子氏の温かい眼差しが感じられ、
自分もひょっとすると獅子氏が触れた時代に、
そう、獅子氏のすぐとなりに立っているような
そんな気になる一冊です。
当時の日本の風は、今よりもっとサバサバとして爽快だったのでしょう。
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形式:文庫
で海軍、と言うよりも海軍の学校、人間関係について語られています。

執筆時期が時期だけに、軍の否定面は全く書かれていません。
ただ、「敵国」に対する感情や、軍関係者の殉難・殉死・戦死者への英雄視等に大げさな気負いがなく、
(…あくまでも、大げささを強く感じないという程度です。
この印象の良さは、殉死者・戦死者に対する尊敬心がもともと強い獅子文六の性格もありましょう。
それがためにどこか空々しい、内容的に淡白な読後感を抱いたことも否定できませんが。)、
軍国的な肩の凝る読み物では全くありません。

海軍関係の学校の内部生活を覗き見るような楽しさはあって、海軍教育などの知識は得られます。
「海軍随筆」などというガッチリしたタイトルですが、或いはそれだけを期待して読まれるといいと思います。
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